昼間の最高気温が体温を超えるようになった週末、今年度の「サマーワクシング」をはじめました。
サマーワクシングとは、つまり夏の天気が良い日にホットワックスを厚塗りしたスキーを日光に当てて高温にしてワックスの浸透を図ること。
夏のあいだに2、3回施工しておくとシーズン中のワックスの持ちが良いし滑走性も良好。
きっちりとタイム計測などして比較というような根拠のあるものではないので「プラシーボ効果」かもしれませんが。
今年はまず新しく購入したアトミックレッドスターS9i Proに施工。
検品したときにエッジに薄く錆びがでていたので研磨したときにベースワックス/滑走用ワックスとしてメインで使っている「ガリウムプラチナムベース」を厚塗りしておいたのです。

昼間,12時ごろ「陽の当たる場所」に「らくらくテーブル」と呼んでいる、ワックススタンドを設置して、スキーを載せます。

このときのスキーソールの温度はほぼ外気温と同じくらい。

1時間ほどおいておくと、厚塗りしたホットワックスが白く柔らかくなっています。

このときのソールの温度は60℃弱くらい。

ブラックのソールだとさらに10℃くらい温度が上がるのでワックスがよく溶けていました。

しかし、時間をかけてゆっくりと温度が上がっているのでアトミックでもそれなりにワックス浸透効果はあるはず。
昨年のスキーシーズンもいちばん使ったFISHER RC4 WC CURV BOOSTERもソールの色がイエローで、サマーワクシングを施工したときの温度のあがりかたは今回のアトミックとほぼ同じでしたが、スキーシーズン中、春の「妖怪板掴み」のような特殊な雪質でない限り、充分に良く滑ってくれました。

終了時は日陰に移動させてスキーが冷める(とはいえ外気温が高いのであまり低い温度にはならない)のを待ってスキーをしまいます。
よく料理をするときに、「冷めるときに味が染み込んでいく」ということを云われますがワックスでも同じらしい。
