先日からスキーのメンテナンスをするついでにあまり気にせず使っていた「ビンディングの前後高低差」を測ってみました。
まずはメインのスキー(ヘッドSL RD)に使っているヘッド(チロリア)ビンディング。
スキーとプレートに装着した状態で前(爪先側)約43mm
後ろ(踵側)約47mmで踵側が4mm高い設定です。
そして、ロングのスキー(ヘッドGS RD)に使っていた旧型チロリア選手用ビンディングはなんと、前後の高低差が8mもありました。
滑った感じ、前後高低差が4mm程度なら特に違和感なく滑れるのですが、あまりに前後高低が大きい場合はうまくスキーの撓み感が得られず、テールがズレてしまうようです。
このこともあり、また解放値がワタクシの常用するところが目盛の下限付近になってしまうのも望ましくないので新たに解放値16のヘッド(チロリア)ビンディングを入手したのです。
通常は前後高低差が7mmと大きめなマーカーのコンプビンディング。
定評のあるマーカー製ピストンコントロールプレートは最初から前側を2mm厚くして、前後高低差を5mm程度におさえています。
また、同じマーカーのコンプタイプですが、サイズ調整が容易にできる「モーションシステム」のビンディングは前がかなり持ち上げられていて約45mm、後ろが約48mmと高低差を少なく設定されており、これがスキー(プラチナムCD)のフィーリングの良さと関係がありそうです。
モーションシステムのような構造では後からビンディングの高低差を調整することは難しいですが普通のネジどめのビンディングは、スペーサー(ビンディングメーカー純正品もありますが、プラ板で自作もできます)で調整することもできますね。