昨年登場し、一部のスキーマニアには話題沸騰だった、スキーブーツの小さなチューンナップパーツ、ステルステックに、「ステルステック テクニカル」という新型が追加発売されたそうです。
この、ステルステック、スキーブーツのフットベッド裏側に貼り付けることでフットベッドのつま先側の中心がすこしだけ持ち上がり、左右(親指と小指の側どちらかにすこしだけ沈み、反対側が持ち上がる)ような構造になっています。
これにより、足裏の小指側を持ち上げ(親指側でエッジング)するとその動きが強調されるわけです。
各スキーヤーの技術レベルや運動の癖などによっては効果を感じないヒトもいるでしょうが、ネガな要素(ずらし操作が難しいとか、違和感がある)などということもありませんので試してみる価値はありますよ。
従来のものは、レースで使う際のFIS規定(ブーツのソールからフットベッドまでの高さ)をクリアするためにつま先側だけに装着するようになっていましたが、じつはほとんどのスキーヤーには前後に装着したほうが効果が高いそう。
また、装着位置も従来のものはフットベッド先端から10mmという指定だったものがテクニカルでは15〜20mmという指定になっています。
従来のステルステックでも、つま先から15〜20mmの位置に貼り付けてみると良く動くと思うので効果が高まるのかも知れません。