アクティブインサレーション(動的保温着)というものの存在を知ったのは,ネット上のお勧め記事からだったと記憶しています。
この,アクティブインシュレーションというのは,雪山などを登山,トレッキングするときにベースレイヤーとアウターのあいだに着用する中間着のことで,適度な保温性と通気性を兼ね備えているもので,激しい運動をして汗を かいてしまっても蒸れたりしにくく速乾性が高いという特徴があります。
冬の行動中に着っぱなしでも快適でいられる防寒着,というコンセプトはスキーにもぴったりで,レイヤリングの組み合わせをうまくやれば保温性と通気性,速乾性のバランスをうまく取れて,滑っている時は暑いのにリフト乗車中は寒いとか,朝のうちは寒いのに昼間は暑くなるとかが起こりがちな状況を多少なりとも軽減してくれそう。
「着っぱなしで寒さ知らず&汗冷え知らず」となれば,夢のようなウェアと言っても過言ではありますまい。
しかしこのアクティブインシュレーショーというカテゴリーのウェア、高機能な化学繊維の中綿をベースにしているだけあって名のあるブランド物だと平気で4万円ほどのプライスタグがついていておいそれとは手が出せないところ。
アウトドアウェア界のユニクロ,我らがモンベルの製品「ULサーマラップ」シリーズだとジャケットタイプが12100円,パーカーが13420円と格段にリーズナブル。(8月に入り,値上げがありジャケット13750円,パーカー15400円となっていました)
ということで前々から狙っているアイテムではあったのですが,中間着という地味目なアイテムだけにおこずかいのやりくりのなかで後回しになっていたところで,モンベル会員向けのオンラインイベント「フレンドフェア」のアウトレット先行販売があり,サイズの合うものを運よく購入することができました。
1点ものをかなりお安く手に入れることができてラッキー。
ミッドレイヤーとしての使用を前提に作られているだけに良い具合にピッタリめのサイズ感。
ゆったり着たい人はワンサイズ上げた方が良いかも。
袖口から肩口にかけてはストレッチ生地とストレッチエクセロフト(中綿)が採用されているので着て動いてみるととっても動きやすくて軽い。
スキーウェアとして使っている「フレネイパーカー」と重ねて着てみると,やはり軽くて動きやすく好印象。ただ,ワタクシの使い方だとパーカーよりもジャケットのほうが良かったかもしれませんがパーカーでもフードの部分をアウタージャケットの中にしまい込んで着てごわつくようなことはありませんでした。
そういえば「アクティブインサレーション」という概念すら知らないままに,同じシリーズの「ULサーマラップニーロングパンツ」を購入,愛用していましたが,確かにそこそこ暖かいのに暑く感じたり,蒸れたりしてしまうことがほとんどなくて快適でした。
今回のULサーマラップパーカーも期待大。