スキーブーツのD・I・Yチューンナップ まとめ3

スキーブーツのシェル加工である意味「キモ」となるのがブーツのロアシェル内側の、土踏まずからくるぶしにかけての部分です。

もちろん個人差があるので一概には言えませんが特に「選手用」のブーツなどはシェル内側がタイトに絞り込まれていてそのまま履けるという人はほとんどいないのではないかと思われます。

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ワタクシの足では、特に白丸で囲んだ部分がロアシェルインサイドの壁に圧迫されるのでしっかりと加工しなくてはならないのです。

この部分、「骨」ではないので多少の圧迫感ならあまり気にならず履けることは履けるのですが、しばらく履いていると激しく足が痺れてしまいます。

もちろん、スキーブーツなのである程度の締め付け感は付き物ですがこの土踏まず近辺が圧迫されることが原因の痺れはバックルを解放しても解消しない場合が多いのです。

で、この部分の加工方法ですが、「シェルプレスツール」だと、ブーツインサイドの壁が下にむかってテーパー状になっていて狙った場所にツールを当ててもシェルを押し広げる過程で上にずれててしまいがち。
そこで、「ピンククリア」の登場です。

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かなりピンポイントでの加工となりますが、狙った位置を確実に加工することができるのがピンチクリアの強み。

加工したい部分を何度かにわけて、ピンチクリアを移動させながら加工して、その後シェルプレスツールで加工部分の形状を整える、というのが少々めんどくさいようですがキチンと狙った加工ができました。

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ピンチクリアの「押さえリング」で押さえられた部分がどうしても少々戻ってしまうのでシェルプレスツールをあてがったトコロにピンチクリアの押さえリングが重なるようにセットしてのシェル加工も効果的です。

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