スキーやスノーボードをにホットワックスをかけたあと、プラスチック製のスクレイパーでしっかりとワックスを剥ぎ取り、ナイロンや猪毛、馬毛や真鍮などのブラシで滑走面に残ったワックスをとことん剥がし、磨きあげることで良く滑るようになる、という事はある程度のマニアなら周知のこと。
そして、その「ブラシ」にも一般的な手で使うものだけでなく、電動ドリルにハンドルを装着してモーターの力でブラッシングする「ロトブラシ」(ロータリーブラシ、あるいはスピードブラシ)と呼ばれるモノがあります。
存在そのものは以前から知ってはいましたが、プロユースの為のちょっと贅沢な道具で、作業効率をあげる為のもの、もっと言えば「大量のスキーやスノーボードをワックス掛けするのに楽をするためのもの」という認識をしておりました。
しかし、今シーズンはスキー板のコンディションを出来る限り良い状態に整えようと考えてベースワックスについてあれこれ調べているうちに、このロトブラシを使うことによって明らかに「滑るようになる」との記述を参考にさせていただいたさまざまなサイトで異口同音に語られているのを知り、導入の決意を固めた次第。
肝心のブラシとハンドルについてはまだ未着なのですが別口で購入した電動ドリルが到着したのでご紹介。
リョービ(RYOBI) ドリル MD-12R 鉄工10mm 木工13mm 641504Aガリウムワックスから発売されているロトブラシ専用ドリルと同じ物。
この製品にこだわったわけではないのですが、推奨されている2000回転/分程度の性能を持つ電動ドリルのなかでは一番安価でありガリウムワックスから「純正指定」されているので無難でもあります。(このドリルは2100回転/分です)。
このドリルの姉妹品で、回転数が可変のもの(MD-12VR)も数百円アップで購入できるのですがドリルを回転させつつロックできるのは2100回転/分の状態だけであり、回転数を落とした状態ではロック出来ないらしいので必要ないですね。
さて、あとはブラシとハンドルの到着を待つばかり。