スキー板に使われているビンディングはほとんどのものがネジで固定されています。
そのネジ、一見普通の+ネジのようですがよく見ると+の溝の間に線が引いてあるのがわかるはず。
これはポジドライブ(PZ3)という規格のもので一般的なフィリップス規格のものと似ていますが溝部分の形状が異なるため専用のドライバーを使わずに一般的な+ドライバーを使うとどうしてもネジ穴をナメてしまいがち。
右側がポジドライブ、左側が一般的な+ドライバー。
溝にハマる部分の厚み、先端の形状がけっこう違うのがわかりますね。
ことに、ウッドコアのスキー板にはネジ穴に防水液を使っているのでネジが固着していて ポジドライバー を使用しないとネジ穴を痛めてしまう確率が高いです。
よってビンディングの取り付け、取り外しには ポジドライバー がオススメ。