今シーズン使ったスキーのうち、状態が悪くない板はチューンナップショップに出さずにそのまま使います。
来シーズンに向けてサイドエッジの角度設定を変更してみることにしたのでビベリングを行いました。
このスキーはエッジにダメージがなかったので問題ありませんが石など踏んで「焼き」がはいった場合はファイルで削れないので事前にオイルストーンで削り取る必要があります。
まず、サイドエッジの上のサイドウォールのボーダー部分はファイルで削ることができないので「ボーダーカッター」ですこし削る必要があります。
ボーダーを削ったら、設定したいサイドエッジの角度に応じたファイルガイドに単目ファイルを固定して削ります。
あまり力をいれずに「引いて」やるのがコツ。
ファイルガイドとファイルをしっかりと持ちますがエッジとファイルが接しているところは軽く当てるくらいのイメージで。
ファイルで角度を出したあと、オイルストーンに水をつけて研いでやります。
このときもストーンをエッジに軽く当てて長めのストロークで引いてあげるのがポイント。
エッジの錆を落としたり、焼きを取るときにはチカラを入れて短いストロークで削りますが、エッジをシャープに研ぐ場合はチカラをいれないほうがうまくいきますよ。