50歳を過ぎてから体力の衰えを感じることは多々あったのですが,とくに55歳になった今年にスキーシーズンはそれが顕著にあらわれるようになってしまいました。
スキーのシーズン中,1月の半ばには,スキーに行っても体力が追いつかず満足に滑れない始末。
そこで,スキーに行くペースを落として2月,3月滑るのですが今度は滑走日数が稼げずじまい。
3月に急速に暖かくなり雪解けが早かったことも相まって不完全燃焼なスキーシーズンとなってしまいました。
数年前から,健康管理のために休日は長めのウォーキングを心がけているのですが,スポーツのオフトレというには運動強度が足りない。
かといって「走る」ことはけっこう運動に強度が高くて,ここ10年来何度か試みるのですがキツ過ぎて3日坊主で終わってしまいます。
膝の古傷もすぐに痛くなってしまうので怖いし。
とはいえ,特に心肺機能の衰えを実感していたのでやはり「走る」ことが必要だと思い立ちました。
そこで,走ることについて,3日坊主に終わらず継続するためにどうすればいいか調べてみると,ランニング→ジョギング→スロージョギングという具合に運動の強度が低いということを知りました。
ことに,ランニング,ジョギングという言葉は知っていてもスロージョギングというワードは初耳。
高齢者にも無理なくできる身体に優しい走り方だそうで,ポイントは
ゆっくりと,歩くくらいのスピードで
歩幅は狭く,
「フォアフット」(つま先の指の付け根)で着地する
というところ。
フォアフットで着地することで足首で路面からの衝撃を吸収できるので膝への負担が少ないの出そうです。
さっそくゴールデンウィークの休み初日,昔購入したジョギングシューズを履いてスロージョギングに挑戦。
最初は,ついつい歩幅広め,スピード早めに走ってしまい,しんどくなりますが,意識的にスピードを抑え,歩幅を半歩ずつにするとなんとかそこそこの距離を走れます。
フォアフットで着地することの恩恵で,膝の痛みも出ないのでこれなら無理なく継続できそうです。
そして,,明確にウォーキングよりも運動強度は高くてしっかり汗をかき,翌日には太ももに筋肉痛も。
図書館でスロージョギングの本を見つけて借りることができたので参考にしつつ続けていこうと思います。