チャオ御岳では、アルペン主催のスキー試乗会に参加してきました。
スキーヤーのスペックは、身長178cm、体重78kg
技術レベルは1級 テクニカルプライズ受検用(ショートターン用のスキーを想定して試乗しました。)
試乗コースはチャオ御岳スキー場のイーストコース。
雪質は春の重い雪ですが、午前中はそれほど緩んでおらず滑走性は良好。
まず最初に履いてみたのが、オガサカTC SH 165cm
117-67-104mm R=12.8m GRプレート
硬いほうの「GRプレート」の付いたものを試乗。
この、オガサカのTCシリーズは上級スキーヤーに人気のモデルですが履いたことがなく、軽い気持ちでお試しのつもりだったのですが。
まず、手に持ったときには結構ずっしりと重い。
滑り出してみると、滑走性が良いのはさすがオガサカ。
ターンを始めると、なんだか「スルスル」とスキーがターン内側に動きます。
なんとなくスキーがフラフラと動くのですが、しっかりと乗り込むときっちりグリップします。
最初の「フラフラ」したフィーリングに少し違和感を感じたのですが、スピードを上げて大回りしてみても特に不安感はありません。
途中の斜度がキツくなった部分でショートターンをしてみると、スキーのトップが滑らかスルスル動く。
まだ朝のうちでそれほどザクザクに緩んではいませんが基本「春雪」で決してショートターンが簡単なコンディションではない(その後時間と共に雪が柔らかくなりより難しく)のですがターン始動でスキーを動かすことができるので非常に楽に、破綻することなくショートターンをすることができます。
この春雪での操作性はちょっと驚き。
ターン始動ではスキーを動かすことが容易なのに、板に荷重がかかって撓みはじめるとしっかりとグリップするのも不思議な今まで体験したことのない感覚です。
うーむ。
検定でオガサカのTCシリーズ履いてる人をよく見かけますがたしかにこの操作性は大きな武器になるな。