スキーのプレートチューニング実践

以前、ヨーロッパのスキーショップでスキーメーカー純正のレース用プレートの裏側の肉抜き部分にシリコンを注入して、振動の吸収とスキーの安定感の強化をするという投稿があり、興味津々でした。

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なによりプレート裏側の肉抜き部分に雪や水が入りこんでかなり長時間にわたって水分が抜けないのがスキー本体に悪影響を与えるのではないかと前々から気になっていて、肉抜きの凹部分を塞いぐことでかなり改善されるのではないかと考えたのです。

手持ちのスキーのプレートを取り外してみると、かなりの凹みが設けられていて、スキーに装着した状態だと雪や水分が溜まってしまいそう。

そしてプレートを外したスキー表面にはかなりの汚れが付着しています。

参考にしたスキーショップがプレートに注入している素材が「シリコン」ということですがどんなものかはわからない。

とりあえず、手軽に手に入る「シリコンコーキング」を使ってみることに。

安価なものだとコーキングガンとあわせても700円少々で購入できました。

これをプレート裏側の凹みに注入してスクレイパーで平坦にしたのですが、一般的なシリコンコーキングだと粘度が高い(かたい)ので作業がしずらい。

できるだけ柔らかいものを探したほうが良さそうです。

シリコンコーキング1本で、スキー2台分のプレートに施工することができました。

しっかり乾燥させてから元のように組み込み。

空洞の部分にシリコンシーラントを詰め込んでいるので手に持った感じ、重量感は増しています。

個人的にはスキーもブーツも、重量が重いほうがフィーリングが良い(しっとりする、安定感がある)イメージがあるのでプラスに考えていますが、軽いのが良いと思うかたにはお勧めできませんね。

空洞部分を埋めてしまうことによってフレックスが硬くなってしまうのではないかという懸念もありましたがシリコンシーラントが固まっても弾力のある素材なのであまり影響はなさそうです。

あとは実際に滑ってみてのお楽しみ。


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