スキープレートチューニングの結果

今年ハチ北高原スキー場がオープンしてから,積雪が豊富で広いコースを滑れたので使ったスキーが,FISHER RC4 WC CURV BOOSTER 180cm とHEAD WORLDCUP REBELS i.GS RD

この2代のスキーにはメーカー純正のプレートが装着されています。

この種のプレートには裏側が肉抜きされていて空洞があるのですが,海外のスキーショップでこのプレート裏の空洞にシリコンを流し込んで振動の軽減と安定性の向上を図るというチューンナップが紹介されていました。

振動の軽減や安定性の向上云々もですが,プレート裏側の凹みに雪やそれが溶けた水がたまってけっこうな長期間抜けきらないのが前々から気になっていて空洞を埋めてしまえば改善できるかもしれないと考えました。

ものは試し,ホームセンターでシリコンシーラントと専用のガンを購入してプレート裏側の凹みを埋めるチューニングをしてみたのでした。

このプレートチューニングを施したスキー2台,履いてきましたのでようやくインプレッションができます。

正直なところ,このプレートチューニングをしたスキーとしていないスキーを履き比べたわけではないのでフィーリングの違いを確認することはできません。

しかし両スキーともに高速安定性は良好で調子良く感じられ,逆にネガティブな面(懸念していたプレートの空洞を埋めてしまうことで硬くなりスキーが撓まない)は感じられない。

そして,スキーを使ったあとのプレート部分からの水分の抜けも良いようなのでプレート裏側をシリコンで埋めるチューニング,ひとまず成功。


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