先日車検を通したばかりではありますが、愛車のレガシィの整備を盆休みに行うことに。
少し前から走行後のエンジンルームから焦げ臭い匂いがしてきたこと、ハンドルの据え切りで「ググーッ」というような異音がでることがあったので、おそらくファンベルト(Vリブベルト)が滑っているのではないかと判断。
ネットで調べて形状と長さの合うものをモノタロウで入手。
因みにワタクシのレガシィ平成17年式BP5では、エアコンの駆動ベルトが4リブ845mm長、オルタネータとパワステポンプ駆動のベルトが5リブの875mm長です。
多くの国産車に純正品として採用されている三ツ星製のベルトが2本で2000円ほど。
レガシィに限らず、スバルの水平対向エンジンはクルマの真ん前にベルトがあるので非常に作業性が良好。
まずはボンネットを開けて、写真の丸で囲んだボルトのうち、下の3本を抜き取ります。(10mmのソケット使用)
この段階で右側のカバーは外れます。
そして、真ん中の上のボルトを緩める(12mmのソケット使用)と左側のカバーを外すことができます。
コレでベルトとご対面。
ココで一度ベルトの張り具合を確認しておきましょう。
それぞれのベルトの張りを緩めて古いベルトを取り外し、新しいものを取り付けるわけですが、そのためには手前のベルト(オルタネータとパワステポンプ駆動)はオルタネータ本体を動かし、奥のベルト(エアコンのコンプレッサー駆動)はテンショナーを動かして緩めてやる必要があります。
左側の丸で囲んだ部分の、横を向いているボルトを緩めてから下向きに伸びているボルトを緩めるとオルタネータが下がってベルトの付け外しが可能になります。
エアコンのベルトのほうは、右側の丸囲みのボルト。
ラジエターホースで隠れているところに横向きのボルトがあり、そいつを緩めてから下向きのボルトを緩めるとテンショナーが緩くなってベルトの付け外しが可能になります。(全て12mmのソケット使用)
エアコンのベルトを交換して張り具合を調整、オルタネータのベルトを交換して張り具合を調整。
カバーをつけるまえにいちどエンジンをかけてベルトが滑っていないか、接触していないかを確認。
(危険なので絶対にベルトに触らないように!)
問題のないことを確認してからカバーを取り付けて完成です。
ワタクシのレガシィは、中古で購入しているのですが、約98000km走行時にタイミングベルトを交換しているので、そのタイミングで同時にファンベルト交換もしているはずで、そうすると約40000km使用したことになるのですがかなりヒビが入っていました。
エンジンルーム内の熱でゴムが硬化するのでしょうね。
今回の作業時間、40分ほど。
部品代2000円ちょい。
必要な工具はソケットレンチ10mmと12mm。
それなりに機械いじりのできるひとにはそれほどハードルの高くない作業です。
費用対効果を考えると少し早めに交換しても良いのかなと。
そういえば、数年前のお盆期間、父親の田舎へ帰省したときに山口県から大阪へ帰ろうというときに当時の愛車、レガシィB4のファンベルトが滑りだし、慌ててスバルのディーラーを探して交換してもらったことがありますが、工賃込みで10000円強かかりました。