ワタクシ愛用のブーツ、ヘッドラプターB3RD。
必要な剛性は確保しつつしなやかで扱いやすいシェル硬度がお気に入り。
なのですが、シーズン中気付けばゼッパ(フットベッド)が真っ二つに割れているではあ〜りませんか。
この、割れてしまった部分は裏返すと凹みがあって薄くなってます。
この凹み部分、ブーツのシェルのほうには凸状のリブがあってゼッパとはめ合うようになっています。
シェルのソールの横剛性を高める為なのか、単純にゼッパのズレを減らすのが目的なのかはわからないけれど、ゼッパの凹みの薄くなっているところが弱いのは確か。
とはいえこれはブーツに罪があるわけではなく、昨年施したブーツブーツ調整でゼッパ(フットベッド)カカト部分を持ち上げるようなセッティングにしていたために凹みの前側が「浮いて」いて凹み部分に過剰なストレスがかかり折れてしまったと推測されます。
一度、「プラリペア 」で補修してみたのですがすぐに折れてしまったので、シーズンオフに腰をすえてしっかりと直してやることに。
単純に割れた断面を接着するだけでは強度がでないようなので、補強として「イモネジ」を埋めこんでみることにしました。
割れた断面の片側に穴を開けてイモネジをねじ込み(ネジの径に合わせた穴にしました)
そして、向かい側は穴を大き目に開けて(ネジを2本使うので捻じ込めないことと微妙な位置合わせが難しいので)隙間をたっぷりの「プラリペア 」で埋めてやりました。
これでそこそこ強度は出たと期待。
しかし、現状のままでは再び修理箇所に荷重がかかるので凹み前側にもプラ板を小さく切ったものを貼り付けて接地するように調整。
最後にシェルにキチンと収まることを確認して完成。
これで持ってくれると良いのですが。