来シーズン使用するゴーグルを新調しました。
ここ何年かは「プリズムレンズ」の視認性の高さが気にいってオークリー一択なのですが愛用していた「キャノピー」が滑り納めの日に土砂降りの雨の中滑っていたらダブルレンズの2枚のレンズのあいだに浸水するという事件があり、レンズ前面の換気用の穴が原因かと思ったので新調することを検討。
で、オークリーの昨年のニューモデルでレンズ前面に換気口がなく、眼鏡使用可なラインマイナーを購入してみました。
このラインマイナー、オークリーのプリズムレンズ搭載モデルで初の球面ではない、平面のレンズを採用したゴーグルで従来の球面レンズモデルよりも厚みが抑えられています。
また、平面レンズということで製造コストも抑えられるのでしょう、価格も従来のプリズムレンズモデルよりも数千円抑え目になっているのは嬉しいところ。
眼鏡使用の前提でアジアンフィットではなくインターナショナルフィットを探して購入したのでプリズムレンズ単体で購入するのとさほど変わらない価格でゴーグル本体を購入することができました。
ヘルメット、眼鏡と合わせたワタクシの「本番仕様」で試着してみると、なかなか良い感じ。
キャノピーよりもヘルメットに対しての収まりが良いように思います。
また、視界の広さもかなりのもの。
厚みが抑えられているのが良い方向に作用しているようです。
そしてやはりインターナショナルフィットで正解。オークリーのアジアンフィットは鼻の部分のスポンジの盛り上がりが厚すぎて長時間装着していると痛くなってくるんですよね。
しかし、このモデルに限らずインターナショナルフィットのゴーグルはなかなか店頭で販売していないので試着したくてもチャンスがないのがイタイ。
スキー、スノーボードのマテリアルとしては「小物」であり軽視されがちですが過酷な条件のなかで曇ったりせずに、さまざまな天候のなかで真っ白に見えるゲレンデの状況を見やすくしてくれて(この点が秀逸なのがプリズムレンズの魅力)、時速50km以上(速いときにはゲレンデでも時速90kmを超えました。)のスピードでの風圧や、強烈な紫外線から目を護ってくれて・・・・
ゴーグルの重要性ってかなりのものだと思うんです。
ともあれ、ワタクシのオークリーのプリズムレンズ搭載モデルの3代目にして最高のフィット感にシーズンへの期待が高まるばかり。
ちなみにワタクシが購入したのはプロショップ限定モデルの「FACTORY PILOT WHITEOUT PRIZM SAPPHIRE」真っ白なフレームとベルト、サファイア(ブルー)のミラーコーティングされたプリズムレンズの組み合わせです。
そして、ワタクシはあまり必要性を感じたことはないのですが「ファン付き」のゴーグルを愛用している方にはラインマイナーインフェルノ というモデルも。
これはファンではなくゴーグルのレンズに熱線を仕込んであり、リチウムイオンバッテリーで駆動して曇りを取るもののようですね。
ワタクシが調べた限りではアジアンフィットの正規品しか見当たらずそれなりに高価ですが価値はあるかも。
ミラーコーティングされていないプリズムローズレンズのインターナショナルフィットだとかなりの低価格で手に入るので、いままで高額で購入を躊躇っていたヒトにも手を出し易くなったと思います。