マサダシザースジャッキにラバーパッドを取り付ける

以前から愛用していたカヤバシザースジャッキから,車両重量1800kgのクルマまで対応できるマサダ 油圧式ジャッキEMSJ-1000に買い替えた機会に受け金部分にラバーパッドを装着することにしました。

 

専用品が市販されているのですが少々割高に感じたので,ベースのアルミ板とラバー,ネジがセットのなったものをヤフオクで購入。自分で加工して取り付けることにしました。

ジャッキ本体への固定は受け金と交換するのが手っ取り早いのですがフォレスターは地上最低高が220ミリあるのでジャッキの高さを稼ぎたいと思い、受け金の溝にアルミ角棒を挿入して、そこにジャッキラバーのベースを固定する2回建て方式に。

 

 

 

アルミ板にゴムを固定するためにボール盤で穴を開けてタップを立て、ジャッキ本体への固定はたまたまガレージに転がっていた15ミリ角、5センチ長のアルミ角棒を受け金の溝に挿入できるように上側を削りました。

力のかかる箇所なので本来はM8くらいのボルトを使いたいところですが幅が小さいのでM6のボルトを3本使用。

アルミだと素材が弱いので「リコイル」を使ってネジ穴を強化しました。

アルミ製のベースプレートと固定用角棒を繋ぐボルトは上部をフラットに仕上げたいので皿ネジにして頭を埋め込むように加工。

ベース板をジャッキ受け金に固定して

最後にラバーをベース板に取り付けたら完成。

手間を考えたら結局専用品を買った方が良かったかもしれないですが、自分で納得いくように加工できたので良し。

このラバーパッド2階建てでフォレスターをジャッキアップしてようやくタイヤが浮いたところで上昇停止線(ストップライン)が見えかけていたので純正のままでは高さが不足するところでした。

ネット上で「100均で売っている印鑑パッドを挟むと良い」という情報があり、お手軽で良いのですがフォレスターの地上最低高では「かさ上げ」する必要が出てくるのでけっこうな手間がかかりますが今回の加工を行いました。

地上最低高がそれほど高くない車両で使う場合は印鑑パッドを挟む方法が手軽でしょう。


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