今年のスキーシーズンに向けて導入したデジタルスキーコーチ「CARV」。
初滑りの六甲山スノーパークで早速使ってみました。
CARVというのは、滑走距離や滑走時間、滑走本数、斜度、スピードなどといったいくつかあるスキー関連のアプリで計測できることに加えて滑ったときのターン数などが計測されます。
そして、足裏に仕込んだセンサーが前後、左右のバランス、エッジの角度と同調具合や、ターンのどの段階でエッジングを開始しているか、エッジングを終えているか。
足裏への圧力のかかり方、しっかり外足に乗れているか、など事細かな項目を測定して、独自の「Ski IQ」なる指標で技術を評価するのです。
この、測定結果をもとに、改善すべき技術的なポイントを指摘してくれて、さらにはおすすめのトレーニング方法まで教えてくれるという優れもの。
日本語対応していないので全てが英語、グーグルさんの翻訳など駆使してしっかり理解しなくてはいけないし、当然のことながら滑った斜面の距離や斜度は計測されても雪質やコースの幅、斜面状況(フラットな斜面なのか起伏があったり、片斜面になっていて難易度が高いのか)などの要素は反映されませんのでその辺りのことは考慮しなくては。
使いかたは、あらかじめスキーブーツの底にセットしておいたセンサーにバッテリーを接続。
スキーブーツを履き、CARVの電源が入った状態でスマホのアプリを立ち上げて、片足ずつそれぞれ「「キャリブレーション」を行い、『Free Ski」モードでSTART RECORDINGをおこなうと上記の各項目を測定をしてくれます。
まだ試しておりませんがトレーニングモード、チャレンジモードなどの機能もあるようです。
うまく使いこなすことができればスキー上達に大きな武器になりそうですね。
あと、気になるのはセンサーマットの厚み。おそらく2mm程度の厚みだと思うのですがタイトなレーシングブーツを愛用していると結構ブーツ内のスペースが狭くなり足が痛くなってしまいます。