妻の通勤用バイク、スズキレッツ4がなんだか調子悪いというのでとりあえずエンジンオイルを交換してみました。
ホームセンターで廃油処理ボックスの小さめのものとスクーター用4サイクルエンジンオイルを購入。
エンジンオイルはバイクメーカーの純正品(今回はホンダになりました)に拘りました。
あわせて1500円ほど。
そして、このバイクでオイル交換をするときにネックとなるのがオイル抜き取り作業。
ドレンボルトがセンタースタンドの前側にあり、センタースタンドを立てたままだとスタンドがとても邪魔になる。
さらにドレンボルト近辺の地面からの高さ(隙間)も狭いので車体を支えつつ少し持ち上げて、さらにセンタースタンドを跳ね上げて作業したいのですが、これが無理難題。
今回は手持ちのマサダシザースジャッキをエンジンハンガーの横棒にあてがう感じで持ち上げましたが左右にグラグラ動くので倒れないように気をつけて、立てた状態のセンタースタンド左側がかすかに接地しているようにして。
そして廃油処理ボックスとレンチを準備
ドレンボルトをレンチで緩めて手で回るようになったらセンタースタンドを跳ね上げて、左手でバイクが倒れないように支え、廃油処理ボックスをドレンボルト下に潜りこませてからドレンボルトを手で緩めて抜き取り、オイルが抜けるまで待つという、いささかアクロバティックな方法で頑張りました。
オイルが抜けたらまず手である程度のところまでドレンボルトをねじ込み、最後はレンチで締め込み。
ドレンボルトを手で締め込んでオイルが垂れてくる心配が無くなった時点で廃油処理ボックスを車体下から動かしてセンタースタンドをおろすと手で車体を保持しなくても大丈夫。
ハナシは前後しますが、オイルを抜き取る前にはしばらくエンジンを掛けて油温を上げておいたほうがオイルがスムースに抜けてくれるはず。
無事にオイルを抜き取ったらジャッキを緩めて車体をセンタースタンドで安定して立っている状態にしてからオイル注入なのですが
このバイク、しばらく走っているとエンジンオイルが乳化してヘドロのようになったものがオイルレベルゲージやオイル注入口付近に付着するのです。
あまり良いことではないのでウェスなど使って可能な限り除去しました。
最後は少しずつ、オイルレベルゲージを確認しながらエンジンオイルを適量注入したら作業完了。
このバイクに限ったことではないですがエンジンオイルの入れすぎは抵抗が増えるばかりで良いことは何もないのでレベルゲージの真ん中より少し下くらいにとどめました。
正確に計量はしていませんがおそらく500〜600ccくらいのオイルが入った様子。
原付の小さなエンジンとはいえこんな少量のエンジンオイルでエンジンを動かしているのでかなり負荷がかかっていると思われます。
早め早めにきちんとしたエンジンオイルを交換してあげるのが好調を保つ秘訣。
交換後、かなり調子良くなったそうです。