オールド・テロリスト 村上龍著
この書籍もいつも聞いているFMの番組でおすすめされていたもの。
先に読んだ「塞王の楯」と同時に予約したものが準備できて、大作が2冊。
読みきれるか少々不安を抱えつつ、「塞王の楯」を読破したあとにオールド・テロリストを読むことにしました。
主人公はワタクシと同い年の、ジャーナリスト。
勤めていた週刊誌の編集部を、週刊誌の廃刊とともにクビになり、妻と子供には逃げられて荒んだ生活を送っていた。
ある日、NHKを標的にしたテロの予告があり、犯人らしきものから指名を受けていた主人公セキグチが取材にあたったところから第2、第3と続くテロに巻き込まれていくというストーリー。
かなり空恐ろしいオハナシで,なかなか強烈な読書体験となりました。