先月の終わりごろ,中学生の次女が使っているiPhone12が突然流買えなくなってしまいました。
真っ暗な画面から,アップルのりんごマークが定期的に点滅する「リンゴループ」といわれる状態に陥ってしまっています。
さっそくネットで調べてみると,リンゴループに陥る原因として,
○ iPhoneのストレージ容量が不足している
○ iOSアップデートの失敗
○ iPhoneの基盤の故障
○ iPhoneのパーツの故障
などが考えられるそうです。
そして,リンゴループの点滅の早さでおおよその原因を予想することができるそうです。
りんごマークの点滅が早い場合は基盤の故障やパーツの故障などハードウェアが原因となっていることが多い。
そして,りんごマークの点滅に数十秒かかる場合は、iOSのアップデート失敗や,ストレージ容量が不足してのエラーのケースが多いそうです。
対処方法は,
○ 強制終了して再起動
○ SIMカードを抜いて再起動
○ PCに接続してリカバリー
などの手段があります。
今回りんごマークの点滅がゆっくりだと感じたのでソフトウェア関連が原因のエラーと判断,リカバリーを試みます。
しかし,まず強制終了ができない。
なのでSIMカードを抜いての起動ということも試せない。
SIMカードも抜いてまましたが特段の変化はみられず。
PCに接続してのリカバリーも上手くいかず、お手上げ。
しかたないのでアップルストアの「Genius Bar」を予約。
都合のつく日程で予約がとれたのが,すこし先になってしまったので,iPhoneの画面がこんなことになってしまいました。
そのあいだ,電源が落ちてしまわないように,充電だけはしておきました。
これはさすがにハードウェアが故障していると思われます。
Genius BarにiPhoneを持ち込む前にやっておくこととして,
○ iPhoneのバックアップ
○ アップルID,パスワード,icloudのアドレスとパスワード,パスコード,電話番号,シリアルナンバーなど調べてメモしておくこと。
○ ケースやフィルムなどは外しておく。
などなど。
バックアップに関してはiPhoneが起動しないのでどうにもならず。
本体をケースから外して,SIMカードは抜いておき,画面の保護フィルムについては外しても再利用できないのでつけたままにしておきました。
そして,Apple Store心斎橋でのGenius Bar予約当日。
Apple Storeの2階に上がったところ,いらっしゃった店員さんに予約の旨を伝えると,奥のスペースに通されて暫し待っている間,女性の方がiPhoneの状態を確認にこられました。
そして,いよいよ呼び出しがかかりGeniusとご対面。
なにか特別なケーブルでMacBookと繋いで,iPhponeの状態を確認,SIMスロットを抜き取って「水濡れ」のチェックをしたところ,浸水の痕が見られた様子。
幸い,AppleCareに加入していたので12900円の出費で本体交換をしていただくことができました。
これが,AppleCareに加入していなかった場合は本体交換に7万円近くの費用が必要になるのでやはりiPhoneではAppleCareに加入しておいたほうが賢明。
さらに,我が家はauの回線を利用していますが,auスマートパスに加入していると,この日支払った12900円分のポイントが戻ってくるということを教えていただき,必要な書類を発行してくれました。
心配していたバックアップは,12月時点とすこし前ですがicloudで自動的に保存されていて事なきを得ました。
さすがGenius,頼りになりまする。
最初は発送での修理を考えていましたが,Genius Barに行って良かった。
やれやれ,これで万事解決,あとは画面保護のフィルムを購入して貼り付ければ完了と思ったら,そうは問屋がおろさず。
中学生に持たせているので,au安心フィルターを利用して,ネットの接続をコントロールしていたのですがこれが上手くいかない。
そして,友達とのやりとりのメインツールLINEがうまく引き継げない。
LINEについてはLINEミュージックに課金して,好きな音楽を聴けるようにしていましたが,それもダメ。
結局八方塞がりで近くのauショップに泣きついて,安心フィルターについては再設定(使っているiPhoneの個体がかわったためそのままでは使えなかったようです)。
そして,LINEのほうはあらためて設定しなおしということでそれまでの履歴は消えてしまいましたが使えるようになりました。
ということで,娘のiPhoneの故障から復旧までの苦闘はようやく終わりを告げるのでした。