フォルクルM6マントラに組み合わせるためのビンディングとして,さんざん悩んでマーカージェスター16Dに決定。
グリフォンのほうはそれなりに数が出回っていますがジェスターはあまりショップでも在庫がないようでほとんど見かけません。
兄弟機で解放値が13までのグリフォンと比較するとかなり価格が上がってしまうのですが,運の良いことにヤフオクで昨年モデル(2023年モデル。スキーと同じ年式になりました。)を格安で購入することができました。
届いたマーカージェスター16Dを観察してみると,慣れ親しんだアルペン用のビンディングとはつくりが違います。
トゥピース(爪先)側はベースのプレートにネジが2本。そして本体にもネジ2本。
ヒールピース(踵側)はベースのプレートを4本のネジで固定してヒールピースを載せるような構造。
トゥピースの目立つところにある調整ネジは,解放値の調整用ではなく,スキーブーツの規格「グリップウォーク」と、従来の「アルペンソール」そして、「ツアーソール」(いずれもアダルト規格)を調整するためのもののようです。
トゥピース左側に解放値の調整ネジと思われるものが見えます。
ヒールピース側は,上部のバネの末端にあるのが解放値調整用のネジ、下側にあるネジは前圧調整のネジでしょう。
やはり解放値が16まであるビンディングは本体の主要なところが金属製でとても頼もしく安心感があります。