妻の誕生日,お互いに休みを取って久しぶりにスペイン バスク地方の料理を食べさせてくれる名店「エチョラ」さんでランチのコースを頂きました。
かなり以前に知人に教えていただいて何度かランチをいただきお気に入りのお店で,5年ほど前たまたま妻の誕生日にお互いが休みだったので連れて行ったところとても喜んでくれたのでした。
当時は,スープとメイン,そしてパンという簡素なメニューですが1000円でランチを頂けたのでたまに立ち寄っていたのですが,1000円ランチを廃止されてからなかなか一人で気ままにというわけにもいかず,暫く足が遠のいてたのです。
しかし,妻の誕生日ということで奮発。
5500円のコースで予約。
この日のコースメニュー。
ピンチョスはアメリカンドックの生地に生ハムを仕込んであるものと,トーストにクリームチーズを薄く塗って玉ねぎと生ハムを乗せ,バルサミコをかけたもの。
本マグロと焼きナス。
ワタクシは茄子が苦手なので抜いてもらいました。
ホタテのブランチャとカブのクレマ
タラ白子とアサリのごはん
鳥取産サワラの炭焼き,ドノスティア風
ブラックアンガス牛カイノミの炭火焼き
焼きリンゴとヘーゼルナッツのアイスクリーム
これにパンと食後の飲み物(ワタクシはエスプレッソをお願いしました)がつきます。
どの料理も最低限の塩気に抑えられて,それぞれ食材の風味を引き出して繊細かつ奥深い料理に仕立てられているのはお見事。
クルマの運転があるのでノンアルコールな食事となったのがもったいない。
バスク地方も含まれるスペインのワイン産地,リオハのワインが楽しめるそうで,妻はグラスワインの赤とロゼを1杯ずつ楽しんでおりましたがとても美味しかったそうです。
これだけの手間のかかる繊細な料理をそのつど調理して提供するのは,同時に1000円のランチをやっていては不可能。
5500円ランチコースはわれわれ庶民にはおいそれと食べにいくことは出来ないにしても、ハレの日のご馳走としてはむしろリーズナブル。
テーブル席もありますが,カウンターからオープンキッチンでの調理の様子を拝見するのも楽しいですよ。