ここ数年,積極的な設備投資をして関西で最大の集客を達成しているグランスノー奥伊吹(奥伊吹スキー場)。
なんと,2024年/2025年のスキーシーズンに向けて人工造雪機7基,人口降雪機2基を新設して11月中のオープンを目指すそうです。
人工造雪機,いわゆる「アイスクラッシャー(I.C.S)は人工降雪機(スノーマシン)とは違って気温が氷点下まで下がらなくても造雪ができる(正確には巨大な冷凍庫に氷を作ってそれを砕いたものというイメージ)のが特徴。
以前は多くのスキー場で稼働していて,10年前までは11月にアップ神鍋スキー場で初滑りをしていた(早い年には10月後半から営業開始していたはず)ものですが設備の老朽化に伴って突然I.C.Sの稼働をやめてしまったのを皮切りに,2023年には奥神鍋スキー場,そして2024年のスキーシーズンにはハチ北高原スキー場,ハチ高原スキー場のI.C.Sが稼働停止。
最新のスノーマシンを導入したハチ北高原スキー場はI.C.S稼働停止の影響を最低限に抑えられたようですが暖冬だった2023/2024年のスキーシーズン,奥神鍋スキー場,ハチ高原スキー場の営業日数はごく僅かなものとなってしまいました。
I.C.Sのある関西のスキー場として最後の砦は六甲山スノーパークですが,こちらも以前は11月中旬に営業開始していたものがここ2,3年は12月になってからの営業開始になってしまっています。
と,いう具合に関西エリアに限っていえば、I.C.S絡みでは稼働停止という話題ばかりが聞こえてきていたので今回のグランスノー奥伊吹のI.C.S7基増設(昨年導入したものが1基あるので8基稼働)というのは心強くて嬉しい限りです。
次のスキーシーズンの初滑りはグランスノー奥伊吹に行ってみようかな?