ホンダ タクトベーシック(AF-79)エンジンオイル交換・ストレーナー清掃 D・I・Y

7月に購入した妻のバイク ホンダ・タクトベーシック(AF-79)。

納車後2ヶ月となったのではじめてのエンジンオイル交換を実施。

準備したエンジンオイルはホンダ純正のスクーター用。

スクーター用エンジンオイルはスタンダードな「E1」とプレミアムオイル「S1」の2種がありますが,今回はS1を奢りました。

走行距離はまだ556kmですが,新車なので早めに交換。

ドレンボルトは車体左側の,スタンド前方にあります。使用工具のサイズ12mm。

ストレーナー(オイルフィルター)はエンジン下側,センタースタンドの前に。

使用工具のサイズ17mm。

アルミ素材でボルトの頭部分が低く,しかも結構強めの締め付けトルクがかかっているので緩めるときにボルトの頭を舐めてしまわないように注意。

しばらく暖機運転をしてエンジンオイルを温めてからドレンボルトを緩め,抜き取ります。

工具を使って緩めてから,手でボルトを回して抜き取ると作業しやすい。

ドレンボルトとセンタースタンドの位置が近いので,オイル受け(2リットルのペットボトルをカットしたものを使用)を置いた状態ではうまくいかないので片手でオイルが落ちてくる位置に支えてあげる必要あり。

抜き取ったエンジンオイルはそれなりに汚れて入るもののさすがにあまり劣化した気配はないのでまだまだ使えそう。

本来はドレンボルトのガスケット(ワッシャー)を交換しなくてはなりませんが今回入手することができなかったのでねじ山部分に水道用のシールテープを2、3回巻きつけてオイル漏れ対策。

あまりおすすめはしませんが、この方法で長らくクルマやバイクのエンジンオイル交換を実施してトラブルが起きたことはありません。

ストレーナーを取り外してみると

金属粉が溜まっていました。

オイルの劣化はそれほどでもなかったのですがこれを見るとやはり早めにオイル交換とストレーナーの清掃を実施したのは正解。

ただ、まだ走行556kmなのでこれでエンジン内部の部品の「バリ」が落ちきったわけではなく、多少の金属粉が発生する可能性もあるので次回も早めにオイル交換、ストレーナー清掃を実施することにしましょう。

ストレーナーをパーツクリーナーでしっかりと清掃してからもとのように組み直し

給油口からエンジンオイルを注入。

入れすぎないように注意して、レベルゲージの真ん中まで注入。

レベルゲージでオイル量をチェックするときは、レベルゲージをねじ込まずに奥まで差し込んだ状態で計測するのが正解。

オイル交換時のオイル量700ccだそうですが,実際にはエンジン内部に抜けきっていないオイルがけっこうあるので実際はもっと少ない。

1リットル単位で販売されている純正のエンジンオイルは当然余ります。

おそらく2本(2リットル)で3回分になりそう。

タクトベーシックは、メーターにオイル交換時期の警告灯があるのでオイル交換のあとリセットする必要。

イグニッションオフの状態でメーターの上にあるボタンを押して、イグニッションをオンにし、さらに3秒以上押し続けると「OIL CHANGE」の表示が消えてリセット完了。

使った工具は、ドレンボルト12mm、ストレーナー17mmのソケットに、一般的なラチェットハンドルで作業しましたが新車のためかどちらもかなり固く締まっていて無理するとボルトを舐めたりしそうだったのでロングハンドル(ブレーカーバー)を使って緩めました。

ニッパーは、今回ドレンボルトのガスケット(ワッシャー)が手に入らなかったので水道用シールテープをボルトのねじ山に巻きつけてオイル漏れしないように対策しましたが、その時にシールテープをカットするのに使用。

今回はまだそれほど距離を走っていないので入っていたエンジンオイルはあまり劣化していないようですがストレーナに予想以上に金属粉が溜まっていたので精神衛生上作業してよかった。


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