スキーシーズン前の準備として、使う予定のあるスキー4セットをすぐに使えるように準備をしておきました。
エッジをしっかりと研いで、真夏の気温の高いときに低温用の硬いベースワックスを塗りこんでおいたスキーに、滑走用オールラウンドワックスを塗ってワックスをスクレイパーで剥がし、ブラッシング。
しっかりとホットワックスを剥がすためには力を入れての作業が必須。
チューンナップテーブルにバイスをセットしてスキーを固定する必要があるのですが、ワタクシの環境ではそのセッティングに手間がかかる。
しかしホットワックスをアイロンで加熱してスキーに塗るときにはバイスでスキーを挟み込んではいけません。
スキーの滑走面が歪んでしまう原因になるそうです。
スクレイパーでホットワックスを剥がしただけだとなかなかキレイに剥がしきれない。
今回はあまり硬いワックスではないのでロトブラシは使いませんでしたが、4台のスキーに作業するのにはかなり時間がかかったので面倒がらずに素直にロトブラシも使ったほうが効率が良かった。
ボアブラシで結構力を入れてしっかりとブラッシングして
ふたたびスクレイパーをかけるとまだまだワックスが剥がれます。
ブラシの種類を変えたりしながら何度かスクレイパーとブラシを繰り返すとソールが黒光りしてきます。
ソールに霧吹きで水を吹きかけてブラッシングするのも効果的。
ファイバーテックスでソールを磨きあげて。
最後はエッジの錆び止めとエッジのワックスを兼ねたEWPを施工して完了。
スキー4台に作業をするとお昼過ぎからはじめて午後いっぱいの時間がかかりましたが、スキー板に関してはスタンバイOK。