先日購入したドミネーターワックス ZOOM GRAPHITEの記事をアップするときにドミネーターワックスのサイトをみていて、気になる記述がありました。
「(ワックスをかけるときは)風通しの良い所で作業を行い、アイロンから上がってくる煙や熱気は吸い込まないようにしてください。密室でホットワクシングする際は、どのメーカーのワックスであってもマスクをすることを強くおすすめします。」
うーむ、ホットワックスをかける時にワックスから出る匂いが気になったことは一度や二度でではありません。
心配になったので「スキー ホットワックス マスク」で検索してヒットしたのがこちら。
いわく、「気化したパラフィンは吸気に乗り、実は肺に達しており、肺の奥の末端である肺胞に沈着する。この沈着によって1時間あたり1パーセント前後の肺機能の低下が報告されている。長期間的には排泄されるもののハイシーズンの連続作業では完全に排泄されることはなく蓄積していくので、選手でありながらワックス作業をするかたは注意を要する。」ということらしい。
実際のトコロ、目下ワタクシがスキーにホットワックスをかける環境は自宅のガレージ。
屋外であり、風通しにも問題はないのでそれほど気にしなくても大丈夫なようにも思うのですが、すこしでも身体にダメージを与える可能性があるホットワックシング、マスク着用で軽減もしくは回避できるのであれば使わない手はないなと考えました。
ホットワックスの主原料であるパラフィンが気化したものを吸い込むと肺に達するということなのでおそらく簡易なマスクでは無意味だと思われますが、具体的にどのようなマスクを選べば良いのでしょう?
じつはそのあたりのこともこちらのサイトで触れられています。
パラフィンが気化したものに対処するには「オイルミスト」に対応する防塵マスクをすれば良い。
オイルミスト対応の防塵マスクというのが、日本の規格では「DL」もしくは「RL」というもので、これらに該当するマスクを着用すれば気化したパラフィンが肺に侵入してしまうことを防ぐことができるということ。
参考にさせて頂いたサイトのかたは使い捨て式防じんマスク(排気弁付き)8577-DL2 10枚入りというものを購入されたようですがいささか高価。
それに使い捨てタイプというのも、ホットワックスをかける頻度を考えると少々不経済な気がしていろいろ探してみると、価格が手頃なフィルター交換タイプ3M 取り換え式防じんマスク 6000DDSR/2071-RL2 Lというものを見つけ、とても楽に呼吸できて着脱が楽ということで購入してみました。
まだ届いていませんが、次回ホットワックスをかける時に試してみます。
これで安心してワックスをかけることができそうです。