スキー板のホットワックス掛けの基本 その1

スキーシーズン前の準備としてスキー板にホットワックスをかけたついでに画像を撮影したので記事にしてみます。

まずは ホットワックスを塗るのに必要な道具ですが、 チューンナップテーブルとバイスのセット。
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また、チューンナップテーブル+バイスを揃えるとかなり高価ですが、最近ではワックススタンド スノーボード スキー 兼用 作業台 ESWT-002 レッドが販売されているので、ワックス関連の作業だけならこのテの商品で充分でしょう。
また、もちろんスキー用でなくても適当な高さ、長さのテーブルがあれば代用出来ます。

ホットワックスは作業中にワックスが床に垂れてしまったり、ワックスを剥がすときにワックスのカスが飛び散ったりしますのでワタクシはブルーシートを敷いた上で作業するようにしています。

そして、ワックス用のアイロンと、ホットワックス。
ワックスを剥がすためのプラスチックスクレイパー。
スクレイパーを研ぐためのファイル。
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さらにスクレイパーでワックスを剥がしたあとの仕上げに使うブラシ。
いろんな種類がありますが、とりあえずはブロンズブラシ(真鍮のブラシ)とナイロンブラシがあれば。

スクレイパーは少し厚さのあるものが使いやすいと思います。
スクレイパーを研ぐためにファイルを使っていますが専用のシャープナーも市販されているのでそちらを使っても良いでしょう。
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幅広い輪ゴムで代用できるビンディングブレーキストッパーも必要でしょう。
そして、ワクシングペーパーはなくても作業することは可能ですが、使ったほうが良いと思います。

と、ホットワックスをスキー(スノボーも)に塗るにあたっては必要なものがたくさんありますがやはり簡易なスプレーワックスとは滑走性や耐久性で大きく違いがでてくるので本気でスキーの上達を目指すのであればやっておいたほうが良いでしょうね。

ホットワックスをかけるときには、当然熱いアイロンを使うので手袋など着用したいところですが軍手はあまりオススメできません。
なぜなら、溶けたワックスが軍手にかかると染み込んでしまってけっこう熱いんですよね。下手したらヤケドするかも。
ワタクシのオススメはホームセンターなどで手に入る薄手の革の作業用手袋。

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たしか豚革で、2セット入って数百円で購入したものですが使い勝手が良いです。
鋭利に研いだエッジで手を切ってしまう恐れもあるのでやはり手袋はしたほうが。

あとは頻繁にホットワックスをかけるのであればオイルミスト対応の防護マスクもオススメしておきます。

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