初滑りに行った今庄365スキー場で早速今年の「エース」オガサカTC SHの筆下ろしをしました。
コース幅が狭いのはわかっていたので混んでいたら、またコースの整備状況次第ではセカンド板のディナスターで滑るつもりだったのですがスキー場に着いてみると朝のうちはガラガラ。
コースも雪の厚みは充分でスキーを傷つけてしまう危険はなさそうだったのでエースの投入を決めたわけです。
しかし朝のうちしばらくは初滑りという事もあってそもそもスキー板が調子良いとか悪いとかいう以前の問題で感覚を戻すのに精一杯。
こんなことならセカンド板で滑っても良かったんじぁないか?と思いつつも丁寧にスキー操作をするように心がけていたら、お昼すぎからだんだん調子が出てきました。
なにせこのTC SHというスキー、自己主張をしない従順な板で滑り手の予測を裏切るような唐突な挙動を示すことがほとんどと言って良いくらいに見られない。
勝手にスキーが走ったり、キュンキュンとターンしたりといった面白さはありませんが、少々手強い雪面コンディションのなかでもしっかりとコントロールできるこの板は検定受検や真面目に上達を目指すスキーヤーには強い味方になること間違いなし。
今回も午後遅めの時間帯にはさすがに人がそれなりに滑ったコースは荒れてきて狭いコースの真ん中は削れて硬く、凸状に盛り上がり柔らかい雪が両脇に溜まっている難しい状況の中で初滑りにもかかわらずほとんどコントロールを失わずにショートターンをし続けられたのはこの板のおかげ。
初滑りからかなり小回りの滑り込みが出来ました(笑)
しかし、スキーのエッジやソールに傷がつくことはなかったのですが、硫安がしっかり撒かれたゲレンデはびっくりするぐらいエッジが錆びます。
何せ午前中滑ってお昼に休憩する時には既にサイドエッジが錆びてる。
ソール側は滑走中に雪面との摩擦で錆びたりしないようですがサイドエッジはかなりしっかり錆びてました。
もちろん、スキー終了後、スキー板を水洗いしてしっかり拭き、エッジに錆び止めを塗っておいたのですが、けっこう綺麗に錆びを取るのに苦労しました。