先日購入したばかりのステルステック。
早速装着して、ハチ北高原へ滑りに行ったのでレビューをば。
まずは、このステルステックとはなんぞや、ということですが、形状から想像していたとおりスキーブッシュのフットベッドの裏側に取り付けることによりフットベッドの前部(ブーツを履いて拇指球近辺になるかと。)の真ん中を中心にして親指側に足を傾けるとブーツ内側に僅かにフットベッドが傾き、逆に小指側に足を傾けるとブーツ外側にフットベッドが傾きます。
つまり「エッジングの動作」、「エッジを外していく動作」の双方で行なった動作をより効果的にすることが期待できます。
フットベッドの裏にステルステックを貼り付けてからブーツに装着してフットベッドを動かしてみたらけっこうしっかり動きます。
この形状、大きさにノウハウがあるのだろうなと思いつつ、実際のトコロそんなに効果的があるものなのか?
また違和感がないのか?などなど不安も感じてしまいます。
まあダメなら外せば良いだけのことですが。
さて、それではハチ北高原でいざ、ステルステック装着後の初滑り。
この日は天然雪で広いコースが滑走できたので大回りの練習をしたくてR27,185cmのジャイアントスラローム用のスキーで滑り出しました。
さすがにR27。少し乗る位置が悪いと外脚がすっぽ抜けたりして難しいのですが、スピードを上げることが出来ると面白いようにスキーがたわんでサイドカーブの大きさを感じさせないくらいに良く曲がります。
この感覚は初めて。ステルステック効果ここにあり。
その後一日中滑っていて慣れてきたら最初の感動はなくなったのですが、逆に違和感などのネガな部分もまったく感じなかったのでかなり推奨できる良いモノかと思います。
ただし、ステルステックを装着した状態では正確なカント調整ができないので、装着する前にカント調整をしておく必要があるでしょう。