ようやく残暑も一段落。
昼間に屋外で作業しても熱中症を心配せずに済むようになったので、夏のあいだにサマーワクシングで施工していたベースワックスのスクレイピングとブラッシングを行いました。
しっかりとスキーを固定して作業したいので、チューンナップテーブルを引っ張り出して、バイスをセット。(これがけっこう大変)。
まずは良く研いだスクレイパーでスクレイピング。
「ベースバーン」を防止するために、−30℃まで対応している低温用の硬いワックス、TOKO トコ Base Performance ブルーは、ワックスをかけるのもなかなか溶けないので難しい(そのためにサマーワクシングで工夫しています。)のですが、剥がすときにも硬くてソールからなかなか剥がしきれません。
スクレイパーで剥がしきってから、ロトブラシ(ガリウムのボアブラシを使用)でブラッシング
そのあとにもういちどスクレイパーでスクレイピングしてみると
まだまだ取りきれていないワックスが剥がれてくる。
スクレイピング⇨ロトブラシ⇨スクレイピングの工程を3回ほど繰り返し、ようやく剥がれてくるワックスも少量に。
その後、ボアブラシ、極細スチールブラシ、ナイロンブラシをかけるのとスクレイピングを繰り返し、ファイバーテックスでソールを磨いて仕上げました。
一度ベースに使ったトコのワックスを徹底的に剥がしてから滑走用ワックスを施工します。