今年は嫁さんの誕生日が平日ながら仕事が休みになったので、ワタクシもあわせて休みを取り、かねてから連れて行きたかったスペイン、バスク地方の料理を食べさせてくれる名店「エチョラ」さんでランチをいただきに。
平日は月替わりの1000円のランチメニューがたいへんお得なのですが、特別な日ということで2700円のお昼のコースをお願いしました。
前菜とメイン料理がそれぞれ3種類ほど用意されていて、お好みで選ぶのですが、嫁さんはカツオのサラダ(前菜)とアイナメのロースト(メイン)でワタクシはタコのピルピルソース(前菜)とガリシア豚の炭火焼(メイン)をオーダー。
車で行ったのでワタクシはワインは控えさせていただきましたが嫁さんにはグラスワインの白(700円)も。
まずは突き出しに、タラの白子のフリットとイカ墨のソース、そしてアンチョビとパプリカを載せたブルスケッタ。
どちらも素材の風味を最大限に活かした味付けで美味しい。
そしてワタクシの前菜、タコのピルピルソース(料理名はうろ覚えなので正確ではありませんのでご注意を。)
ピルピルソースというのはバスク料理独特のもので、タラのゼラチン質とオリーブオイル、ニンニクを乳化させて作るソースだそうです。
オリーブオイルで軽く炒められたタコをピルピルソースに絡めて口の中に入れるとなんともコクのある美味しさ。
ふりかけられたバジルのソースも良いアクセント。
タコを食べたあとに残ったソースはパンにつけていただきました。
お次は鶏と銀杏のごはん(リゾット)。
銀杏とはちょっと意外ですが、おそらく炭火ですこし焼いて香りをつけられた鶏肉と銀杏の組み合わせはなかなかのもの。
とても美味しいリゾットでした。
そして、いよいよメインのガリシア豚の炭火焼。
以前にも1000円ランチでガリシア豚のローストをいただきましたが、今回は炭火で焼いた香りも加わりまさに絶品。
火の通りかた、塩加減ともに完璧で非常に美味。
ワタクシにとってはエチョラといえばガリシア豚のロースト、というお気に入りのメニューです。
最後に美味しいデザートとエスプレッソもいただき、たいへん満足のいくランチでした。
嫁さんもこのお店、たいそう気に入ったみたいで連れて行った甲斐がありました。