スキーのメンテナンス ねじ穴の防水処理

ごく稀なことではありますが、スキー板が剥離する原因に、ビンディングやプレートをスキー本体に取り付けているネジの部分の防水処理が不完全で浸水してしまいネジが錆びてしまったり、酷い時には芯材まで浸水して芯材が誇張⇨剥離してしまうことがあるそうです。

そうなってしまうと修理不可能。

そこまで酷いのは滅多にないとしても意外とメーカーから出荷された状態で防水処理が甘いことはあるそうです。

そんなこと聞くと自分の板も心配になり、まずは手元にあるヘッドのGS板を防水処理することに。

まずはビンディングを取り外してプレートの取り外し。

見えている3本のネジを抜き

前側のプレートは前方向、後ろ側のプレートは後ろ方向にスライドさせれば取り外すことができます。

プレート裏側はこんな形状

プレートが外れました。

板とプレートの隙間に干からびた草のようなものが挟まっていて結構汚れているのに驚き。

ネジ穴のまわりがすこし盛り上がってしまっているのもあまり宜しくないのでカッターで削ります。

プレートとビンディングの取り付け穴も同じように処理しました。

そしてスキー板に開けられたネジ穴に防水処理(と緩み留めのネジロック的な意味も込めて)接着剤を注入。

今回は「スーパーX」の白色のものを使いました。

後は元どおりに組み付け完了。

ブーツのソール長によってはすこしヒールピースを動かさないとうまくネジを外せませんが片側ずつ作業すれば元通りに復元するときに参考にできます。

ヘッドのスキーはきちんと防水処理がなされていてネジも綺麗でしたがネジ穴まわりのバリの処理もできてよかった。

らくらくテーブルを初めて使いましたが思ったよりしっかりしていて悪くない。

なにより設置が楽なのはとても良い。

 

 

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