今シーズン9日目のスキーはめいほう。
昨シーズン、コロナウィルスの影響で開催予定の検定が中止になってしまい、その救済措置として検定の事前講習の有効期限を翌シーズンまで延長するということになりました。
一応延長していただける要件にあてはまっていたのでスクールに問い合わせてみたところ、OKとのこと。
しかし、検定を受ける当日だとバタバタするので別日にスクールにきて欲しいということだったので、この日行われるテクニカルプライズ検定を見学することと合わせてめいほうまで遠征することにしました。
スキー場に着いたのが午前7時過ぎ。
すでに第一駐車場が埋まっており案内されたのは第二駐車場。
なんとリフト営業は7時30分からとのことで完全に出遅れてます。
朝ごはんを食べてリフト乗車したのは8時過ぎ。
早くも結構なリフト待ち発生。
とりあえずリフト待ちの少ない第3クワッドに乗り、第4クワッドに乗り継いで昨年のテクニカルプライズの整地大回り、不整地小回りの検定バーンに使われたβ300を滑ります。
検定バーンのコブはしっかり育っています。
昨シーズンはコブ斜面の横が整地してあり大回り検定バーンに使われたのですが今年はほぼ全面が不整地。
朝のまだ雪が硬いであろう時間帯に大きなコブに挑む必要もないのでリフトを挟んだ整地斜面を気持ちよく滑り、下部には「鼓舞道場」なる、練習に適したコブのラインが整備されているので(少々硬かろうがチャレンジできるレベルの斜度)繰り返し滑りました。
スクールの受付は午前9時から。受講者や検定受検者の申込で混雑するだろうから空いた頃を見計らって9時半過ぎに窓口に行き、昨シーズンの事前講習受講証の有効期間延長をしていただきました。
メインの目的は果たせたのでお次はテクニカルプライズテストの見学。
今回は33名と多くの受検者が集まりました。
1種目目はフリー。昨年と同じβ900の、中段からスタート。
この日は予想気温が18度とかなり暑くなることは予想されていましたがこのβ900コース、日当たりが良いためか極端なストップ雪。ワタクシもそれなりに長くスキーをしていますが今まで体験した中でも1番滑らない雪で、とても検定バーンとして適切とは思えないくらい(笑)
実際、前走の方ですらあまりの滑走性の悪さに苦労しているのがみて取れます。
とはいえ、雪が滑らないからといって考慮してプライズテストの採点が甘くなるものではありませんし。今回受検しなくて良かったぁ。
やはり受検者のみなさん苦労しているのがみて取れます。
2種目は整地小回り。ペアリフトに乗り、リフトを降りて(下から見て)左側にトラバースして移動、β500コースで聖地の大回りと2種目おこなわれました。
β500の整地種目のスタート地点からの画像です。斜面の上部からのスタートではなく、ちょうど頭上に第2クワッドリフトが通っているあたり。
さほどの斜度はなくあまり手強い斜面ではないですが若干片斜面。小回りでは検定員に向かって斜めに流れてしまう受検者が見受けられました。
最後の不整地小回りは昨年同様のβ300上部のコブ。
スタート位置は出だしの急なところから斜度が切り替わるあたりから。ちょうどお昼過ぎのスタートで雪が柔らかくなり滑りやすい時間帯だと思います。
今回の検定では受験者が多いうえにリフト待ちが結構あり、移動に時間がかかったのでお昼を挟んだ時間帯(休憩などはなし)の長期戦。
検定受検の際には水分の補給や軽く空腹を紛らわせるものくらいは準備をしておいたほうが良いかと思いました。
今回の検定では1種目目の雪質が極端なストップ雪で難しいうえに長いリフト待ちで集中力を維持するのが大変だったと思います。
そんな中、33名中4名の合格者がおられたようです。
受検者のみなさんお疲れ様でした。
本日の滑走ログ
滑走距23.8km
標高差3843m
最高速度63.4km/h
滑走本数 16