通い猫アルフィーの奇跡 レイチェル・ウェルズ著

通い猫アルフィーの奇跡 レイチェル・ウェルズ著

FMココロの書籍紹介コーナーでおススメされていた本シリーズ。
行きつけの図書館で予約をしたら,すぐに借りることができました。

主人公は4歳のオス猫,アルフィー。
飼い猫として,優しい飼い主と,先住猫の愛情をたっぷりと受けて育ったものの,飼い主が亡くなってしまい一人ぼっちに。

野良猫として放浪しながら,新しい飼い主を見つけたものの,一人に飼い主に頼るのはなにかあったときに困るので,他にも世話になれる飼い主を見つけて「通い猫」としての生活をはじめる。

アルフィーの飼い主となった人々もそれぞれ悩みを抱えているのだが,小さな猫の存在に癒され,救われる。

そして,DV男に捕まった,第一の飼い主を救うために,アルフィーは勇気を振り絞り,命懸けの行動に。

というのがあらすじ。

読みはじめは正直なところ猫のアルフィーが1人称で語るのになじめなくていまひとつストーリーに没入することができませんでした。

しかし読み進めるうちに次第に違和感がなくなり,ストーリーに没入し,ラスト近くは感動で少々目が潤んでしまう始末。

先日読んだ「少年と犬」とはかなり毛色は違うもののどちらも爽やかな読後感を得られる良書。

アルフィーの物語はシリーズ化されているのでそちらも読んでみようかな。

しかし,かねてより犬派を標榜するワタクシが猫の魅力に取り憑かれてしまったらどうしよう。


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