スキーのメンテナンスとして,今までワックスをかけること,エッジを研ぐことにはかなり気を使っていたつもりなのですが,それ以前に,スキーの滑走面のケバを撮ることが大切だと聞き,早速実践してみました。
スキーは,しばらく使っていなかったHEAD WORLDCUP REBELS i.GS RD。
ホットワックスをかけっぱなしで放置していました。
ホットワックスを剥がしてブラッシングした状態。見慣れたソールですが,これはケバがワックスにコーティングされてしまっているらしいので一度リムーバーでワックスを除去。
スキーのソール(滑走面)が白っぽく,手で撫でるとけっこうガサガサして抵抗があります。
そこで,入念にブラシをかけて,そのあとスクレイパーをかけるという工程を,ブラシの種類を変えつつ何度も行いました。
ブラシをかけたあとにスクレイパーをかけると,びっくりするほど滑走面の「ケバ」が削れています。
ブロンズブラシ→スクレイパー,極細スチールブラシ→スクレイパー,ボアブラシ→スクレイパー,馬毛ブラシ→スクレイパーと繰り返せば,ワックスの入っていない滑走面が黒光りして,手で触ってもかなり滑らかに。
ブラシを掛けるときに、滑走面に霧吹きで水をかけるとより効果的。
そして,先日購入したカーボンスクレイパー,今回は本来のホットワックスを剥がすという使い方はしていないのでレビューはまたあらためることにしますが,素材が普通のプラスチック製よりも硬いので切れ味が持続するようです。
この状態からベースワックスをしっかりかけていけばかなり良く滑ってくれるでしょう。