早いもので,愛車スバルフォレスターを購入してもうすぐ3年。
初回の車検を迎えることになりました。
はじめてユーザー車検を受けたのは,何年まえのことか,車検を通した車もフィアットリトモアバルト130TCに乗っていたころなのか,それとも次に乗っていたアウトビアンキA112アバルトだったのか記憶が定かではありませんが,ちょっと古いイタリア車を愛車にしていた頃のこと。
それらの車はすでに輸入したディーラーも存在せず,整備をお願いできる工場もなかなかなくて部品の入手も困難で、車検を通すのもヒヤヒヤ,ドキドキしていたものです。
それからスバルレガシィに乗り換えてからのユーザー車検はすっかりお気楽。
ワタクシの乗っていたイタリア車たちだとキャブレターの調子によっては排気ガスの数値から心配しなくてはならなかったものですが,現代の国産車ならきちんと整備できていればほとんど心配ない。
ましてや,今回は新車で購入しての初回車検なので機械的な故障などまず考えられないのでお気楽に構えていました。
まずは,車検を受けるには陸運局に車を持ち込む必要があり,土日祝日は開いていないので平日に休みをとっておく必要はあります。
車検に持ち込む予定を立てて,休みをとったら,陸運局のHPにアクセスしたら,ユーザー車検予約サイトのリンクが貼ってありました。
車検を受ける予定の日の1週間前から予約を受け付けているということを確認し,必要書類なども確認しておきました。
そして,車検に行く前の週の休日に,洗車と自分でできる範囲の点検を行います。
タイヤをはずして下回りを洗い,タイヤの溝の深さやブレーキパッドの残量を点検。
ドライブシャフトやステアリングラック,ボールジョイントのブーツに亀裂が入っていないかも点検しました。
エンジンオイルの汚れや量,クーラント,ブレーキフルード,ウォッシャー液の量やバッテリーのターミナルに緩みがないかなども見ておきました。
そして,いざ車検当日。
まずは陸運局に行く前にテスター屋さんでヘッドライト光軸の調整など含めて各種チェックをしてもらいます。
各種灯火類の玉切れは即車検に通らない要件になりますがひとりではなかなかチェックできないところを見ていただき,サイドスリップ,排ガスなどもチェック。安心して車検に挑むことができます。
そして,いよいよ陸運局に到着して,いざ手続きをはじめようというところで重大なミスが発覚。
そう,車検の予約,忘れていました・・・。
一応,受付のおっちゃんに車検の予約するのを忘れていたのですが当日でも車検を受けさせてもらえるか聞いてみましたが,やはり予約でいっぱいとのこと。
パニックになりつつ,ユーザー車検予約サイトにアクセスしてみると,近隣の京都南自動車検査場なら昼すぎの枠で予約が可能。
すぐに予約して,京都に向かうことに。
寝屋川の大阪陸運局から30分程度で京都南自動車検査場に着くことができました。
時間に余裕を持って朝イチから動いていたのでこの時点でまだ午前10時半。
午後からのラウンドの受付はまだはじまっていないので時間が余りましたが,そのあいだに昼メシをすませることができました。
受付開始時間になったら,この機械に車検証のQRコードを読み取らせて自動車検査,申請書,重量税納付書を印刷。
そして,敷地内にある自動車整備振興会で,検査の手数料と重量税を支払い,自賠責保険に加入したら,京都南自動車検査場の建物にもどり,書類を提出して車検のコース待ちの列に並びます。
並ぶのに20分、コースに入って検査するのに10分。
無事に合格したので,検査場建物に戻って提出。
新しい車検証とステッカーを無事に手にすることができました。
京都南自動車検査場ははじめてでしたが,寝屋川の陸運局とくらべるとこじんまりしていて空いています。
次回からここで車検を通すのも悪くないのですが,近くにテスター屋さんが無いようなのが難点。
やはり時間に余裕を持って早くから動いておくとアクシデントがあってもだいたいなんとかなるものです。