この本も,いつものようにFMココロの番組でオススメされていたもの。
しかし,図書館で予約してからかなり待ったので順番が回ってきた頃には本に対する熱がすっかり冷めてしまいなかなか手をつけなかったりしがち。
すこし放置してたりしましたが読みはじめると面白い。夢中になって読み進めてしまいました。
大正時代,関東大震災の前日から物語が始まり,現在に至るまでの国産デニムの歩みの歴史が,フィクションながら上手にストーリー展開されています。
御多分に洩れず,ジーンズ大好きなワタクシ。
最近でこそお手軽な価格ながら本格的な「セルビッジデニム」生地で作られているユニクロのジーンズの色落ちを楽しんでいるのですが,その昔はリーバイス501にこだわって何本履き潰したことか。
ユニクロのデニムにも使われている「カイハラデニム」は広島の福山にあるのですが,カイハラデニムさんがモデルと思われるデニム生地製造業者のお話もでてきます。
そういえば,亡くなってしまった愛犬と遊んでいるときに牙が引っ掛かって破れてしまったリーバイス,捨てきれずに保管しているのをプロにリペアをを願いしようか。