2016-2017 ニューモデル試乗記 その12 DYNASTAR SPEED ZONE 16 TI R21 RACING

お次は DYNASTAR SPEED ZONE 16 TI R21 RACING 168cm 121-67-105/70/R13。
DYNASTARといえばカービングスキー以前の、渡部三郎元デモや、粟野利信元デモの頃からカービングスキーが登場した頃までかなり人気のあるブランドだったのですがいつのまにかあまり見かけないメーカーになってしまいました。

個人的には好きなメーカーで、いまでもセカンド板としてDYNASTARの BANSHEE COURSE SXというモデルを愛用しています。(今年は出番が多かったのですがその分ダメージも。)

スキーヤーのスペックは、身長178cm、体重78kg
技術レベルは1級 テクニカルプライズ受検用(小回りメインのスキーを想定して試乗しました。)

試乗コースはチャオ御岳スキー場のイーストコース。
雪質は春の重い雪ですが、意外と滑走性は良好。ただし雪が溜まっているところでは思うようにスキーを動かしにくいので、スキー任せに滑るのには問題なくても、自分の思うような操作(ターン孤)で滑るのには少々難しく感じます。

このスキーもそこそこの重量感があります。

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滑り出してのフィーリングは至ってフツー。
特にスキーが主張してくることもなく、かといって頼りないわけでもなく。

重量感がありしっかり、しっとりしていますが手強い感じはありません。

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決して悪くはないものの、この板でなければ、というほどの良さも感じません。
本来ならもっと硬い雪でこそポテンシャルを発揮するスキーなのでしょう。

まあ、長く付き合うにはこういう板が良いのかも。

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