ダイヤモンドファイルでスキーのエッジを立てる

先日購入したダイヤモンドファイルを使って,スキーのサイドエッジを研磨してみました。

高価なダイヤモンドファイルの目詰まりを極力防ぎたいのでワックスはしっかりと落としておきエッジ脇のボーダー(スチールエッジの肩の樹脂部分)もボーダーカッターですこし削っておきました。

 

ファイルガイドにダイヤモンドファイルをセットして,霧吹きで水を吹き掛けつつ研磨。

ファイルガイドにセットすると,研磨する面が集中してしまうこと,ファイルをエッジに接触させる力加減が掴みづらいことがデメリット。

100番という番手でもダイヤモンドファイルならエッジの角度が変わるような切削力はないのでファイル単体で使ったほうが繊細なエッジとの接触を感じることができる。

 

スノーリー ダイヤモンドファイル #100は高価ですが良いものだけにスキーを3台エッジ研磨してもダイヤモンドの粒子が取れてしまうこともなく,水をかけて掃除すれば削りカスもキレイになりました。

肝心のエッジの立ち具合は,もともとエッジの手入れを欠かしていないスキーなのでダイヤモンドファイルだから特別シャープになるという感触はありませんが使用感は悪くない。

エッジが鈍ってしまったときの目立て,エッジに「焼き」が入ってしまったときの焼き落としにはちょうど使い勝手が良い番手。

また,ちょっとエッジを錆びさせてしまったときに錆を落とすのにもちょうど良い切削力で使いやすい。

必要に応じて目の細かいダイヤモンドファイルかオイルストーンで滑らかに仕上げても良いのですが,ダイヤモンドファイル#100だけでも問題ない。

オイルストーンなどと比較してかなり高価なツールですがスキー/スノーボードのエッジをメンテナンスするツールとしてはとても使いやすい。


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