大晦日のお楽しみ,年越しそば,我が家では数年前まで名店「そば甚」さんで購入するのが恒例となっていました。
生そばはとてもデリケートで上手に茹でるのが難しくてうっかりすると短く切れてしまったり,麺同士がくっついてしまったりしてしまったものですが香高くてとても美味しく,絶品のお出汁とあいまって年の終わりを締めくくるのにふさわしいもの。
しかし残念ながらそのそば甚さんが閉店してしまい,我が家は年越しそば難民に。
食い意地の張ったワタクシと妻にとって,スーパーなどで売っている年越しそばなんぞもってのほか。
お手軽な,チェーンのそば屋さんで年越しそばを購入していたのですが,少々物足りない。
そんななかで昨年はじめて食事をしに行った越後そば良青さんでちょうど年越しそばの予約を受け付けていたので注文,ようやくそば甚以来の満足のいく美味しい年越しそばにありつけたというわけです。
今年も良青さんの年越しそばを買い損なうことのないように,予約受付がはじまったであろう12月早々にお店に行ったというわけです。
お店で食べたのは,かつ丼と温かい蕎麦
一見,何の変哲もないかつ丼なのですが,かつとご飯,卵に出汁とすべての要素が「丁度良い」。
絶妙のバランスでとても美味しい,絶品のかつ丼なのです。
ワタクシはお味噌汁がわりにそばの出汁を楽しみたいので温かいそばを選ぶのですが,妻は冷たいそばにしてもらい,それはそれで美味しかったそうです。
無事に年越しそばも注文することができて,年末年始の準備がひとつ片付きました。