先月の初滑りと滑走2日目のグランスノー奥伊吹スキー場で使ったオガサカトライアンSのエッジメンテナンスとワックス掛けをおこないました。
昨日滑り終えたあとに水分を拭き取って、エッジに錆止めを塗った状態のスキーですが
どうしてもちょっと錆びてしまうところが。
エッジの錆びを落とすのと同時に滑ったことで丸くなっているエッジをシャープに立ててやります。
今年購入した粗目(#100)のダイヤモンドファイルがあると効率よくエッジを研磨することができます。
ベースエッジと
サイドエッジをダイヤモンドファイルで研磨。
霧吹きで湿らせたダイヤモンドファイルをエッジに当てて、エッジが削れる感触を指で確かめながら2、3回エッジの上を滑らせました。
ファイルガイドに固定してしっかり角度を出して研磨する方法もありますが微妙な力加減で研磨するのには指で押さえるだけのほうが良い。
ダイヤモンドファイルだけでも良いのですが、今回は仕上げにハードアルカンサスストーンで研磨しておきました。
より滑らかに仕上がります。
そして、エッジ研磨のときにダイヤモンドファイルやハードアルカンサスストーンを湿らせたためについた水分をしっかり拭き取ってから滑走面の手入れ。
まずはスクレイパーで滑走面の汚れを剥がします。
一度スクレイパーをかけただけでも結構汚れと古いワックスが剥がれてきます。
ボアブラシでブラッシングして、汚れを掻き出してまたスクレイパーとブラッシングで滑走面をきれいに。
ワックスをかける前にこの汚れやケバを落とすのが大事だったりします。
そしてワックス掛け。
滑走用のオールラウンドワックスを一度ホットワクシング
そして、常温に冷ましてからスクレイパーとブラシでしっかりワックスを剥がして
完了。
初滑り時期やスキーシーズン終盤の、雪の状態がよくないときに使うセカンドのスキーなので滑走面やエッジに傷も入っているので以前はワックスやエッジの手入れを手抜きしてサボっていたのですが、このスキーを使って滑ったときに滑りが悪かったり、エッジグリップが悪くて困ったことがあります。
やはり使う予定のスキー板は可能な限り良い状態で滑れるようにしておくために最低限のお手入れは欠かせません。