来シーズン使うスキーブーツ、ダルベロDRS WC S。
各部分のネジの増し締めをしているときにロアシェルとカフ(アッパーシェル)の接続部分のカント調整ネジをいじくってみました。
右足はまっすぐのまま、左足はカフを外側にめいっぱい振った状態にしてみました。
並べてみるとかなり変化量が大きいのがわかります。
カフの角度が大きく動くことがあらためて理解できましたが、じゃあカフの角度のセッティングの正解はどうしたらいいの?ということ。
そこでワタクシ秘蔵のブーツセッティングの教科書「アスレティックスキーヤー」を参照すると,「ブーツのカフをカンティング装置として宣伝されているが,ほとんどの場合脚がブーツの軸線の中央に乗るためのもの」らしい。
シンプルな調整方法としてはインナーブーツを抜いてオーソティック(調整されたインソール)をセット。
ブーツに脚を入れて自然な滑走スタンスを取って,カフと脚の隙間が左右均等になるように調整するのだそうです。
ワタクシも試してみると,カフがまっすぐの状態で足入れすると脚の外側に隙間がない。
カフを外側に振って脚の両側の隙間が均等になるようにセッティング。
これでスキーブーツを履いたときにまっすぐに立てるようになりました。
いわゆる「カント調整」はインソールやゼッパにガムテープを貼って調整するのがほとんどの人には正解となるようです。