先日、夏のあいだに愛用のスキーに塗り込んでおいたホットワックスをしっかりスクレーパーとブラシで剥がしていつでもスキーに行けるように準備したついでにメイン板のオガサカTC−SHとセカンド板のトライアンSのビンディングを換装することにしました。
TC−SHにはチロリアの解放値18までのいわゆる選手用ビンディング。
そしてトライアンにはチロリアのLX12という軽量なビンディングを取り付けていました。
スキー板の素性は似たようなモン(長さ、サイドカーブともにまったく同じ)なのですがオガサカ純正のFLプレートを使っているTCにたいして、トライアンのほうはVISTのプラスチック製のセパレートタイプを付けています。
オガサカ純正のプレートに関しては扱いやすくていまのビンディングとの組み合わせで問題ないのですがVISTのプレートのほうがメーカーのサイトによれば「ターン後半にスキーの走りを最大限に発揮させる」というような記載があり、ひょっとしてトライアンがじゃじゃ馬になってしまうかも?と思ってしまったわけです。
気になり出すと悩みだしたのですが、プレートが前後セパレートなので板が良くたわむので走る、ということだと考えられるのでセパレートタイプのビンディングよりも前後連結タイプのビンディングのほうがスキーの挙動がマイルドになるのではあるまいかと予想。
この、チロリアの「フリーフレックス」というタイプのビンディング、前後連結されているもののじつはヒールピースがスライドするのでスキーのたわみを阻害あいないというのが売りではあるのですが「カウンターフレックス」を抑えるための機構(センターのネジでロックしたやる)もあるのでセッティング余地もあるということ。
換装作業自体はそれぞれのビンディングを取り外して交換するだけ。
チロリアのビンディングはかなり旧いモデルから取り付けのネジピッチが変わらないので、モデルチェンジするごとに取り付けピッチがコロコロ変わるマーカーと違ってビンディングの使い回しがやりやすいのがありがたい。
換装作業後、ブーツを実際に装着して微調整して完了、と思ったら、
新品のLX12のほうが解放値最弱のまんまでした。アブナイアブナイ。
ついでに大回り用のフォルクルに装着しているマーカービンディングの前圧も調整しておきました。
これでスキー板のスタンバイOK!