テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

2022/2023 シーズン11日目 鷲ヶ岳スキー場 テクニカルプライズ事前講習/受検

      2023/08/20

今シーズン11日目のスキーは鷲ヶ岳スキー場。

テクニカルプライズの事前講習と検定受験が目的。

まだまだ練習不足なので受検するかどうか迷いましたが鷲ヶ岳のスキースクールでは1日で事前講習と検定を実施してくれるのでついでに検定も受けてみることに。

受付が7時30分から8時15分,事前講習が8時30分からのスタートと早い。

スクールで事前講習と検定の申し込みをして,リフト券を買いに行くもまだリフト券売り場の窓口がオープンしていませんでしたが,インフォメーションで無事に購入。
例によってシニア券2900円で入浴券がいただけます。

準備をすませて8時10分。
1本だけリフトに乗ってウォーミングアップ。

この日もR18mのフィッシャーで滑りました。

いよいよ事前講習。
受講者17名を2班に分けての講習です。

まずは1本滑りを見ていただき,左ターン(右外脚)にしっかり乗りすぎていて,切り替えで右ターン(左外脚)に切り替えるときに身体から回すような動きが出るという注意点があげられました。

バリエーショントレーニングとしては

シュテムターン
ターン始動で外脚の捉えを早くする
横滑り
スキーの面を使いつつ,スキーが撓んで返ってくるのを使って切り替える
スキーの上で大きく上下,前後に動く
後傾にならない,足首が緩んでしまわないように注意。
落差を取る
ターン中,スキーがフォールラインを向いたらすぐに曲げるのではなく「間」を取ることで落差を出す。

などなど,大回り,小回りともにターンサイズこそ違うものの同じようなトレーニングを行いました。

そして,検定本番で小回りをおこなうマジカルコースで小回りを,そして大回りとフリーをおこなう尾根コースでフリー滑走,アドバイスを頂いて1単位目終了。

1時間の休憩を挟み,2単位目の講習を行いました。

2単位目の講習ではコブを含む検定で使う斜面をつかい,各種目での注意点などのレクチャー。

マジカルコースでの小回りは,片斜面になっている点に注意すること。そして,ゴール前に意外にスピードが乗って暴走してしまうケースが多いそうでその点にも注意ということ。

尾根コースでの大回り,フリーでは,出だしの2ターンがかなりの落ち込みになり,ここで「落とされて」しまうとマズイ。

そして,後半斜度が緩くなるところでの失速にも要注意。

さらに,斜面を滑り降りるときの右側が下がる片斜面になるために,右ターン(左外脚側)で内倒してしまいがちな点も気をつけろ,ということ。

そして,2単位目の講習終了ののち,トイレ休憩を挟んで検定。

最初はマジカルコースでの整地小回りからスタート。

2種目目は同じマジカルコースでの不整地小回り。

3種目目は尾根コースでの大回り。

4種目目尾根コースでのフリー。

検定に使う斜面は第2クワッドリフト1本でカバーできます。

この日はまず第2クワッドに乗車,降りてすぐのマジカルコースで整地小回りを滑ったあと第3クワッドリフトに各自乗車してマジカルコースのスタート地点に集合し,不整地小回り。

不整地小回りのあとに尾根コーススタート地点に集合して滑り終えると各自第2クワッドリフトに乗車して再び尾根コーススタート地点に集合するという段取りでした。

大回り種目と小回り種目でスキーを替えたいと思われる方もおられるでしょうが鷲ヶ岳の会場では難しいでしょう。この日の受験者でスキーを2台使っている人はおらず,みなさん1本で検定を受けていました。

結果はオール74点で不合格。

丁寧に,丁寧に滑ろうという意識が災いして消極的な滑りに終始してしまいました。

1日で事前講習と検定をすべて行なうということで検定本番に備えて,事前講習ではチカラを使わずに滑るように心がけて体力の消耗を防ぐようにしていたのですが,検定本番での切り替えが上手くできなかった。

事前講習を担当していただいた講師(この日の主任検定員でもあります)に最後アドバイスをいただいたところ,しっかりと股関節から荷重できるように,と。
現状では身体で倒してのエッジングになってしまっているということ。

しかし,「もうチョイです」との励ましのお言葉をいただいたので次に向けて頑張ります。


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