テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

スキーってどれくらいスピードが出るの?

   

先日、面白いスマホアプリを見つけたので、一人でスキーに行った時に使ってみました。

スキーメーカーの「ロシニョール」がリリースしている「Ski Pursuit」というアプリで、スマートフォンのGPSを利用して、スキーで滑走したときにのスピード(最高速度、平均速度)滑走時間、滑走距離、標高差を測定することができます。

使い方はスマートフォンのGPS機能をオンにしたうえでアプリを起動。

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「オートストップ」をオンにしてスタートボタンを押すとしばらくして

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「Go」ボタンが表示されてスタンバイOK。

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Goボタンを押すとカウントダウンがはじまります。
この、カウントダウンの秒数は5秒から20秒まで5秒刻みでお好みでセッティングできます。
「ピッ、ピッ、ピッ…ポーン」と、ワールドカップのスタートと同じような音で気分が盛り上がりながらスタート!

止まった時点で「オートストップ」が計測をストップさせてくれるので、リフトに乗り込んでからゆっくりとスマートフォンを取り出してやればイイのです。

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レコーディング→

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スポーツを選択(アルペンスキーのほかにスノーボードやクロスカントリースキーなどもあり)、「RUN NAME」と「COMMENT」欄があるので、それぞれ適当に記入。
今回はスキー場名と滑った本数の組み合わせをRUN NAME、COMMENT欄には滑った内容(ロングターンかショートターン、でコントロール重視で滑ったのかスピード重視で滑ったのか)を記入してみました。

そして、「SNOW CONDITION」と「WEATHER」を選んで「Save」で保存すれば滑走記録が保存されるという仕組み。

で、この日の国境高原スノーパークは薄曇りで、平日ということもあり、ピステンで整備した跡がお昼過ぎでも残っているグッドコンディション。

とりあえずお試しで、ロングターンに途中ショートターンを入れて検定の総合格好をイメージして滑ってみたら、なんと68Km/hも出ていました!

ゲレンデの状態と天候が良く、平日なのでほぼ貸し切りの、最大斜度31度のコースだったのでおもいのほかスピードが出ていました。

その後、目一杯スピードを出して69、62Km/hを記録。

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条件が整えば70Km/h越えも不可能ではなさそう。

しかし、これだけのスピードで転倒すると大きな怪我をしかねないわけで、ヘルメット着用は当然として無理、無茶は禁物だとあらためて思い知らされますね。

ちなみに、この日の国境高原スノーパークの「大谷第一コース」で、スピードを重視したロングターンで時速60キロから69、62キロ。
コントロール重視で丁寧に滑ったロングターンでは時速50キロ程度。
ショートターンでは、スピードを重視して時速50キロから60キロ。
丁寧にコントロール重視で滑ったショートターンが時速38キロから50キロ弱でした。

このアプリ無料で使えて、ios7と8で動作確認しましたが、Android版もあります。
GPS機能をオンにしたままで使うので、iPhone5sではみるみるバッテリーが減ってしまいましたが、上手く使えばスキーの上達にもつながるのではないでしょうか。

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