テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

2015年スキー滑走13日目 ちくさ

      2015/04/02

3月最後の日曜日。

家に嫁さんの友達が遊びに来るらしくてスキーに行って来い!
とのお達し。

なので喜んでスキーに行かせていただくことに。

例年なら3月の最終日曜日ともなると、近場の兵庫県や滋賀県のスキー場はクローズしてしまっていることが多いのですが、積雪量の多かった今年は兵庫県ではちくさ、おじろ、ハチ北が。
そして滋賀県ではびわ湖バレイと箱館山が営業しています。

このうち、ハチ北とびわ湖バレイは人気スキー場だけにけっこう雪がある限り営業してくれるのですが、そのほかのゲレンデではなかなか3月末にスキーができることは珍しいのではないでしょうか。

で、今回はマックアースのシーズン券が使えて、まだ滑りに行ったことのないちくさ高原スキー場へ行ってみることにしました。

ちくさ高原スキー場は、兵庫県でも西、岡山県との県境近くにあるスキー場で、大阪からだと中国自動車道の山崎ICまで高速道路を使い、そこから50キロ弱の下道というルートです。

おなじみのばんしゅう戸倉スノーパークや、以前よくプラスノーで利用していた大屋スキー場と高速を降りるまでは同ルートですが、その先は別ルート。

前の日が職場の送別会で帰宅が遅くなり、また少々お酒を飲んでいたので朝寝坊してしまい、5時に出発の予定が1時間遅れに(笑)

それでも、8時過ぎにスキー場に到着し、8時半には滑り出すことができました。

image

前日の天気予報では雨、ということだったのですが幸いにも曇り空。

ゲレンデを見上げると、横に何コースかの結構な中急斜面が広がり滑りごたえがありそうです。

早速、滑り出すと、少々硬めの雪ですが、キレイにグルーミングされていて整地では気持ち良くスピードを出せます。

今回の相棒は、アトミック スヌープダディ185cm。

センター幅の広いセミファットスキーです。

いつも使っているヘッドスーパーシェイプなどとは履いた感じが随分違いますが、2、3本滑ると気にならなくなりますね。

しかし、185cmの長さがあるとスピードの乗りが違います。
気持ち良くロングターンしていると、風圧でウェアが今まであまり感じたことのないバタつきかたをします。

コレは結構スピードが出ているぞ、と思いいつものスマホアプリ「Ski Pursuit」で速度を計測してみると、軽く流してもいきなり71.1km/hを記録。

image

じゃあ、目一杯トバしたら何km/hまででるのかチャレンジしてみたら

image

ついに時速80km/h越え!
時速83km/h目前の82.9km/hを記録しました。

ほとんど人のいない広いゲレンデでターンを切り上げないように、縦に縦にと滑った結果このスピードが出ましたがさすがにスキーはバタつきかなり怖かったー。

でも、同じ185cmのスキーでも手持ちのフォルクルレースタイガーで滑ればもう少しスピードを上乗せできるかも。

ゲレンデや雪質、ワックスの状態などが同じではないのですが、
今シーズン、スピード計測したら、170センチのスキーで目一杯滑って70km/h出ないのが177センチのスキーだと軽く流して73km/h。
昨日185センチのスキーで目一杯滑ったら82.9km/hとスキーの長さによって滑走性が大きく違うのに驚きました。
スキーの長さによってこれだけ滑走性に差があるのならば、検定の大回り種目にロングターン用のスキーを用意するのも戦略として「アリ」かもしれませんね。

そうこうしているうちに天気予報どうりに雨が降り出したのでクルマに戻り休憩しつつ早めのお昼ご飯にしました。

このまま雨ならかえろうか。
いやいやせっかくスキーに来たのにもったいないから、嫌になるまでバリトレでもしよう、などと葛藤しているうちに雨があがり、11時過ぎには再度滑り出すことができました。

気温があがり雪が柔らかくなってきたのでいよいよコブ練習タイムに突入。

長いスキーの取り回しに苦労しつつも2時間ちょっと、がんばってコブばかり滑りました。
image
今日のポイントは、
ストックワーク
ストックをしっかりと突いて、それを支えに滑る
スタンス
両脚を同調させてクローズドスタンスをキープ。
荷重ポイント
通常、ワタクシは土踏まず辺りに荷重ポイントをおいていますが、コブではスキーがグリップして走り過ぎてしまうので拇趾球から小指球のラインでスキーを抑えてやるように意識する→スムーズにスキーがずれてくれるのでコントロールし易い

特にワタクシには最後のポイントがうまく意識できるとかなり滑り易いので忘れないようにしないと!

13時過ぎにはフラフラになってしまい、一度小休止をいれたものの限界だったので14時過ぎに撤収しました。

前回の氷ノ山でも感じたのですが、春の重い雪質、コブで非常に体力を消耗して滑りたいのに滑れない。

もったいないので次回以降のスキーでは、久々にヴァームやアミノバイタルなどを飲んでもう少し粘りたいところです。

 - スキー滑走日記