テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

2017/2018スキーシーズン滑走13日目 ちくさ高原スキー場

      2018/08/30

先週のスキーはちょっと久しぶりのちくさ高原へ。

なんと今年はちくさ高原でテクニカルプライズテストを開催するというので様子見に。

とりあえず検定の申し込みをして集合時間まで滑っていると、普段は一面の自然コブで覆われているダイナミックコースの奥の一角が区切られています。

まさかあんなところを検定バーンにはしないよね、と思いつつもちかくを見にいくと、スクールのインストラクター総出でデラパージュをかけているではありませんか。

この日は晴れてはいるもののかなりの冷え込みで、うっすらとゲレンデを覆う雪の下はカチンコチンのアイスバーン。

シーズン中ほとんど圧雪をしないゲレンデなのでさほど深くはないものの氷のコブが確実に存在するコース、普通は大回りなどしようとも思えないコースです。

内心、受検するんじゃなかったと後悔するも時すでに遅し。

時間になり集合して、いちどインスペクションをかねて受検者全員でデラ掛け。

やはり硬い。

案の定、件のコースで整地大回り、整地小回り、少しゴールを下げて総合滑降の3種目。
そしてパノラマコース上部のコブを使って不整地の小回りを行うそうです。

う〜ん、はっきり言って、整地斜面はひと昔前の「不整地大回り」に相当するコンディションでアイスバーンだけにタチが悪い。

怪我したら洒落にならないのでかなりビビって一種目の大回り。
全く思うように動けず身体が固まりつつとりあえず大回りで降りただけ。

ジャッジは74と73。

お次の小回りは、これまたまともに動けず。

73,72。

総合滑降は上部2ターンは固まってしまいましたが3ターン目から今シーズン練習してきた運動要素を必死で再現。

ジャッジの一人が75をつけてくれました(ほかは73でしたが)

最後の不整地は、深いコブに挑んだものの予想を上回るアイスバーンに撃沈、コースアウト。

72。

いや〜情けない限りですが、ちょっと平常心で滑ることができませんでした。

そんな状況でしたが朝、拙ブログを読んで頂いていると声をかけてくれた受検者のかたが見事に合格を勝ち取られました。

あのタフな検定バーンで安定した滑りをしてジャッジに技術を表現できるとは本当に素晴らしい。
おめでとうございます。

なんでも、今回のテクニカルプライズ、ちくさ高原では初めての開催だそうです。
来年以降も開催されるそうですが、検定バーンの設定が今回同様ならばあまりオススメできる受検会場ではありませんね。

画像の赤線で囲った部分が整地の検定バーンですが、アイスバーンのコブに人力でデラ掛けしたものなのでかなり凹凸が残っています。
コース幅も狭いので横に引っ張って逃げることもできず。

ワタクシ含め殆んどの受検者は思うように実力を発揮することはできなかったはず。

逆に、「不整地の大回り大好き」という奇特なかたがおられたら有利な会場になるのかもしれません。

ということで散々な検定ですっかり意気消沈しましたがせっかくスキーに来ているので昼食をとったあと動画を撮影しつつ頑張って練習。

しかし、「テクニカルへの道」は険しいなぁ。

今回もオガサカTC-SHで滑りました。
この日のシーズン券活用金額
ちくさ高原スキー場1日券4000円
駐車料金500円
シーズン累計46800円/41800円

滑走ログ
滑走距離25.7km
標高差4590m
最高速度72.8km/h
リフト乗車27本

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