友人に頂いたイノーのルーフボックスはBR440という品番のもの。
メーカーのHPより取扱説明書をDLできたので熟読のうえ作業します。
現状でスーリー製のフットとウィングバーのセットをベースキャリアとして使っていますが、BR440付属のクランプでは使用ができない。
今回はスッキリと仕上がる、スーリーウィングバーの「Tスロット」を利用して取り付けることにしました。
イノー純正のTスロットアダプター ボックス用 BRP11をAmazonで購入。
いままで使っていたスキーキャリア「スーリーエクステンダー」を取り外し
取扱説明書によれば、ルーフボックスを取り付ける時のベースキャリアの前後間隔が最低60cm、推奨80cm以上ということなので調整。
元々の取り付け金具は金属のプレートだけ使用するのでUボルトは取り外しておきます。
そしてTスロットアダプターもボルトだけにしておきました。
BR440の裏面の取り付け穴左右のピッチを測ってみたところ約74cm。
それに合わせてウイングバーのゴムカバーを取り外して片側ずつ前後にTスロットネジを嵌め、74cmの距離に合うようにゴムカバーをカットして装着。
そして反対側にもTスロットネジを嵌めておきました。
ここからは気合を入れて、ルーフボックスを持ち上げてベースキャリアに載せ、少しずつ動かして取り付け穴にTスロットボルトが嵌る位置に動かして装着。
ルーフボックスを開けてボルトに取り付け金具を載せてTスロットアダプターのワッシャーとノブナットを取り付けて仮留め。
左右両開きなので思ったよりも楽に取り付けできました。
リヤゲートをあげたときにルーフボックスとの干渉がないことを確認し、車体に対して真っ直ぐになるように微調整。
ウイングバーの外側部分4箇所にゴムカバーを取り付けて,ベースキャリア、ルーフボックスを固定するTスロットのノブナットを増し締めしてしっかり固定されていることを確認したら装着完了。
イノーのルーフボックスは初めてですが各部に補強のリブが設けられて剛性を確保していたり、ベースキャリアとボックス本体の固定部分に大きめの金属板を配してボックス本体にかかるストレスを軽減していたりとよく考えられているなと感じました。
また、注意書シールなどの退色からしてそれなりに年数が経過しているはずなのに本体のダメージはみられずまだまだ問題なく使えそうなので耐久性が高いのでしょう。
ベースのキャリアはつけていたので今回の作業で1時間少々。しかし大きくて重いので取り付け/取り外しは2人で行うのが吉。
ちなみに今回使ったスーリーTH755フット+ウィングバーにイノーBR440の組み合わせで高さが約36センチでした。
フォレスターの車高と合わせて全高が2090mとなります。
積み下ろしが困難になるので踏み台が必要かと思います。
やっぱり積み下ろしはスーリーエクステンダー739の方が圧倒的に楽ちんですね。