掃除機探偵の推理と冒険 そえだ信著
いつも聞いているFM番組の、週に一度の本紹介コーナーでお薦めされた「掃除機探偵の推理と冒険」そえだ信著、を図書館で借りることができたので読んでみました。
交通事故に遭って意識不明となった主人公が、なんとロボット掃除機になってしまう、という突飛な設定と、少々言葉数が多い文章になかなかストーリーに入り込むことができませんでしたが、そこはさすが「第10回アガサ・クリスティー賞受賞作」(受賞時は「地べたを旅立つ」と言うタイトルで、文庫化にあたり改題したそうです)だけあり読み進んでいくとなかなかに面白い。
わざわざ購入してまで読もうとは思いませんが、図書館で借りての読書なら十二分に楽しませてもらえました。