スキーやスノボードなどのウィンタースポーツで動画を撮影するのに最適な、防水・防水・耐衝撃・耐低温・大容量の長時間バッテリーという「QUAD PROOF」のタフなビデオカメラ、JVC GZ-RX690を購入したのが先月のこと。
さっそく、スキーのオフトレーニングとして行っている、インラインスケートで滑走するときの動画撮影と、アプリを利用しての動画転送機能などを試してみました。
まず、前提としてスキーに行った時の動画撮影は一人で滑りに行くことが多いので、ビデオカメラを三脚に立てて撮影することが多いので、そういう使い方を想定しています。
三脚に固定しての動画撮影では、撮影開始〜リフトに乗車して滑り出すまでのタイムラグも撮影されているので実際に滑ってているところ以外の部分もあり1本の動画が長くなってしまう。
というところで、純正の動画アプリ「Everio sync.4」の使い勝手をチェックしてみました。
やはり予想していた通りにそれなりに転送に時間がかかってしまいますがAVCDHファイルをMP4ファイルに自動変換してくれてiPadやiPhoneでそのまま見ることができるのはすごく便利で使いやすい。
しかし、5分を超える動画は分割されてしまうのが痛いところ。
スキーの時に滑るゲレンデ、リフトの速度やリフト待ちなどの要因によりますが、1本の動画が5分以内の長さに収まることはまずない。
そのままで動画を転送すると肝心のスキーで滑っている場面が分割されてしまうおそれもある。
ということで,少し面倒ですが,ビデオカメラで滑走シーンを分割して,その滑走シーンだけeverio sync. 4で転送するのが現実的な運用方法になりそう。
動画を撮影したら,ビデオカメラ側で滑走シーンだけをトリミングしておいて,Everio sync.4を使って動画をiPadに送信します。
GZ-RX 690の「menu」→Wi-Fi→ダイレクト接続と進み
iPad側のWi-Fiを「DIRECT-**EVERIO」(**は個体によって違う数値になるかと思われます)に接続したらEverio sync.4を立ち上げて
画像の転送から
転送する動画を選び,転送。
転送が完了するまで1分弱の滑走動画9本で10分くらいかかりました。
転送した動画はiPadの写真アプリに保存されるので必要に応じてiMoveで編集して完了。
動作が遅くてギクシャクしますが「リモートカメラ」では動画の録画スタート/ストップを操作できるほかにズームの操作も可能。
ダイレクト接続だとWi-Fiの接続距離からしてゲレンデでスタートする時には届かないでしょうが,アクセスポイントがうまく使えるともしかしてスタート時にスマホからの操作が可能になりますね。